最初からポップな笑いに包まれて始まったステージ。
今日は都内巣鴨にある、十文字学園中学高等学校の4,5年生(高校1,2年生)のみんなとのステージでした。
うちの明ちゃんも山形の名門、西高等学校という女子高等学校でしたが、賢い女子が集まる高等学校は笑いがすごいものです。まさに「箸が転んでも笑う」状態。なんてたって、1曲目が始まっていよいよ手元ライトをつけて顔をさらしただけで笑いが出てくる。
「なんだろうこのおじさんは!?」
って感じ。インドの赤い顔のおじさん、マサイのおじいさん。至る所で笑いが起きますが、それは知的な笑いでした。つまりさっと笑いが立ち上がって、す~っと退いていく。その絶妙な笑いのツボを極めた反応が、この高等学校のすばらしさを物語っていました。優しい笑いなんですよね。
だから最後まで暖かい、優しい雰囲気の中でステージが続いていきました。名残惜しかったですね。
そして座談会。20名以上の生徒さんが集まってくれて、実に活発な質疑が続いていきました。高校生というよりも大学生がするようなウイットに富んだ質問が繰り広げていきます。本当に都内の私立高校のポテンシャルを強く感じる1日でした。
これまで「地球のステージ」はなかなか東京23区の学校に縁がなかったのですが、是非いろんな高等学校で公演させていただきたいと思いました。
実はこのステージのきっかけはかつて早稲田大学山西ゼミの学生だった石川優子先生。学生時代に見たこのステージを是非自分の勤める学校の生徒たちに見せたいということがきっかけでした。そこに図書館司書の町田良子先生が都内のステージを見て、お二人で盛り上がっていったそうです。
こうして地下水脈のような人の思いに支えられて、また新しい学校での公演が拡がりました。また来年、行きたいものです!
桑山紀彦
矢張りしっかりとした活動が見えないところで地下水のごとく
拡がっていましたね。これからも希望が持てます。