今日は3年目の出雲農林高等学校でのステージでした。
一昨年前は80周年記念、昨年は農業祭、今年は人権講話ということで呼んでくださっていますが、これもひとえに島根の山藤(さんとう)さんのおかげです。
この出雲農林高等学校の校長先生を3年間され、この春に退職された山藤さん。
応接室には既に山藤さんの校長時代の写真が…。なんかCGみたいですよね。でも光っています!
そして今年は山藤さんのあとを継ぐべくいらっしゃった新進気鋭の佐藤校長先生の元、3年目のステージが静寂の中で進んでいきました。
ものすごく寒く、風が強いので一層体感気温が低い体育館でしたが、この出雲農林高等学校の生徒さんたちは身じろぎもせずついてきてくれます。
先日の恵那農林高等学校やもそうでしたが、今日本各地で農業高等学校が素晴らしい!
それはきっといのちに触れる授業をいくつも重ね、ものを創り出すという想像力を育てる教育を受けているからなんでしょう。まず人間としての基礎ができている。そして優しさや思いやりがちゃんと身についているのです。
今日も最後に質疑応答の時間がありましたが、まず「質問」ではなく、「感想」を伝えるために生徒さんたちが手を挙げてくるのです。そんな高校ってあります?そして圧巻は最後の1年生の女子が、まさにこのステージ「総括」とも言うべき感想を長文で述べてくれたことでしょう。実に心の温かい言葉がたくさん語られました。
さらに驚いたことに、放課後応接室で歓談をしていたら一人の1年生男子が訪れ、
「今日の歌はどこで聴けるのですか?」
と聞いてきます。
「ホームページ上ではまだ買えないような状況なので、まずはYouTubeなどで探してみてください。」
と返事しましたが、
「今日の歌声は最高でした!」
と言って帰っていくのです。まさに「一歩前に出る自分」を持っている。
すばらしい生徒さんです。
こんなふうに出雲の高等学校で毎年公演が続き、生徒さんが熱く反応してくれる。
出雲農林高校に栄光あれ!
そして夕方は浜田の駅前にあるラオス協力隊OVのお店に。
ベトナム人の奥様とここを営む畑岡さんは実に奇抜なアジア系の料理を出し続けるコアな店を営んでいらっしゃいます。
先日閖上に来てくれた天津先生、そして島根県立大の3年生二人、山藤千世子さんと共に、未来を語らいました。さて、いよいよ明日は益田実行委員会の皆さんとのステージです。
今年はなんと番号が戻って「ステージ1番」です。ここでまた桑山は全国初の試みを行います。題して、
「動く!地球のステージ」
さて、どんな1番が出てくるでしょうか~!
皆さん益田でお会いしましょう!
桑山紀彦
講堂ステージの上に「耕魂育命」と貼ってありましたが、
いかにも農業高校らしくて上手い四文字熟語ですね>
私も写真の「耕魂 育命」の校訓に先ず目がいきました。
以前どこかで耳にしたか、見たことがあるのですが、
あらためて、出雲農業高校のホームページで意味を確認してみました。
〝命を育て、自らの魂を耕せ“、とても深い意味を持った校訓ですね。
また、学校名を間違えてしまいました。
出雲農業高校ではなく、出雲農林高等学校でした。
大変失礼いたしました。