静岡2公演

今日は注目の静岡の中学校でした。

 午前の大里(おおざと)中学校は過去に3年間連続公演をさせていただいた中学校。静岡市内でも2番目に大きい中学校です。
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 静岡というところは、これまでどこでやっても子どもたちが落ち着いており「静岡伝説」と僕たちが呼んでいるほど、素直な中学生ばかりです。ここ大里中学校も最高の聴く姿勢を見せてくれました。
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 今回は前もって担当の梅田先生から「思いやりの心」というテーマを頂いていたので、それに触れながらステージ1番を進めていきました。こうして前もってその学校が大切にしているテーマを伝えてもらうことは、とても大切です。子どもたちは体育館の床に直座りなのでさぞおしりが痛くて辛いだろうに、ちゃんとついてきてくれます。
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 公演の終わりに誘われて、梅田先生の1年7組に飛び込んでみました。英語の授業中でしたが、明るくて、本当に明るい素直な子どもたち。クラスが明るいということは、みんな落ち着いて、不安なく過ごしていることの証し。ともすれば変な明るさがあると、まじめな人を冷やかしたり、茶化したりすることにつながったりもしますが、そんなこと一切なく誠実な笑いで僕たちを包んでくれました。

 やっぱり大里中学校はいいですね。

 また来年、呼んで頂けるかもしれないので、頑張ります。

 そして午後は3年目の蒲原中学校です。
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 今年もでっかい富士山が出迎えてくれる富士のふもとのこの中学校は「アカペラ校歌」で有名です。一切伴奏を入れないで3部のユニゾンで校歌を歌ってくれます。今日も校歌、大迫力でした。特に今日は3番ということで、ジャワ島中部大震災救援の時の「アヨ・バンキット!」コーラスがあったので、余計に合唱が国境を越えて響き合う素敵な学校でした。
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 蒲原中学校は目の前が海、海に向かって左に大きな河が流れています。まさに閖上中学校と同じ位置関係にあります。「地震が来たら津波に気をつけろ」「相手を信じてばらばらに逃げろ」のメッセージを伝えて今日の3番が終わっていきました。

 

 来年4月以降、この静岡県がぐっと近くなるので、是非とも静岡の多くの中学校で公演できるように頑張りたいと思っています。その意味では今年も素敵な静岡の中学生に逢えて、大変元気をもらった1日2公演でした。

 明日は久しぶりに山梨県の中学校。富士山はまだ雪もかぶらず、夏の姿のまま見守ってくれています。

桑山紀彦

静岡2公演」への3件のフィードバック

  1. テンポのいい「アヨ・バンキット!」をものにした学校があるとは・・・いい感じです。

  2. 1枚目の写真を見た瞬間に、直座りで90分大変そうと思ってしまいました。
    「静岡伝説」とは、周囲の環境の全てが安定していることに由来するのでしょうか?
    6日は南側から眺める富士山、7日は北側から眺める富士山、もしかして場所的に見えない?
    話は違いますが、昨日は大変お疲れではありませんでしたか? 確か、もう2つ・・・・。

  3. 昨日は蒲原中学校へ来ていただいてありがとうございました。私は、一度目に蒲原中に来て頂いた時三年生だった息子の母です。先生方が地域の方もどうぞと言って下さるので、昨年もそして今年もおじゃまいたしました。
    毎回心が痛むのは、津波で息子さんを亡くされたのに頑張っていらっしゃるお母様の事です。毎日どんな大きな悲しみと苦しみと闘っていらっしゃるのか、それに決着がつくときはくるのかなど考えると本当に胸が苦しくなります。どんな事があの方達の応援になるのかと感じております。
    しかし、それよりも最も心が痛むのは、爆撃の瞬間です。ほんの一瞬映っているだけですが、目の底に焼き付いています。闘いはいけませんね。
    心に線をひいてはいけない。憎しみで線を引いてはいけない、本当は皆んなそれをわかっているのだと思います。なのに争わなければならない、多分それはほんの一部の人間の身勝手な考えからではないのでしょうか?自然災害はこれからもおこると思います。でも人間同士でお互いを傷つける事がなくなりますようにと願います。
    こういう事を考えますのも、素敵な映像と歌のおかげです。
    良い環境に恵まれ幸せに暮らす蒲原の子供達ですが、更に夢を大きく平和を願って、世界の子供達に負けないくらい大きなステージで輝いて欲しいと応援しています。
    ありがとうございました。

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