今日は暑かったですね~。
山形県の海沿い、庄内地方の鶴岡市もまるで梅雨明けを思わせるような晴天の中、気温はぐんぐん上がっていきました。
こんな気温の日、体育館を閉め切り「地球のステージ」公演を行うとなると、なんと大変!と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、思いの外体育館というのは教室などよりも気温は低めになるので、よほどでない限り灼熱地獄にはなりません。
今日の鶴岡第一中学校は、実の今年で9年目。1番から6番までやり、また1番に戻って今年は3番の演目です。
実はこの中学校では、僕が作曲した「君がいて僕がいる」という曲が、生徒会歌となって歌われているので、特別な思いがあります。今年も呼んでもらえて本当に感謝しています。
そして今年もいつものように、この暑い体育館の中でもきちんと聴ける素晴らしい生徒さんたちでした。100分間身じろぎもせず、かつ素晴らしい拍手をくれる鶴一中生にはいつも驚かされます。
そんな中、終わりに校長室にあいさつで立ち寄ると保護者のみなさま、先生たちが集まっておられ、ある新聞記事を渡して下さいました。それは山形大学医学部3年生の富樫一郎太さんの記事でした。彼はこの鶴岡一中の卒業生で、現在は地元山形大学の医学部で医師を目指しています。そこにこう書かれていました。
「自分が将来進む大学・学部を決める上で大きな転機をなったのは、中学生のころに拝聴した心療内科の先生の公演でした。その先生は世界中の紛争地域や災害地域などで医療に携わり、現地の方と交流する中で感じたことなどを話して下さいました。
世界中には、様々な事情で医療行為を受けられない、薬を手に入れることができない人がたくさんいることに、当時の私は驚きを禁じ得ませんでした。
(中略)
高校に進学後、地元の大学であり、その公演をしてくださった先生の出身大学でもあった山形大学を受験先として選びました。」
う~ん、岐阜大学医学部の上谷くんたちにも励まされてきたけれど、自分が28年暮らした山形の地にも、こんなふうに感じてくれて、行動してくれている人がいると思うと、嬉しくなりました。
やっぱり山形は自分にとって大切な地、第二の故郷です。
さっそく富樫くんにもFacebookで友だち申請。まだ返事は来ていませんが、在学中に逢えればと思っています。
これからも鶴岡第一中学校が、ずっと毎年公演続いていけますように!
桑山紀彦
深く傷ついたり、情けなくてたまらなかったり、ぼうっと気力がわかなかったり、苦しみの中にいるときに、そんな自分のことを話したくなる先生に出会えるだけで幸せです。
想像力と愛にあふれた方との出会いは、本当にありがたく幸せなことです!
嬉しく、力になります!
(*^_^*)
知らない間にまた素晴らしい芽が大きく育ちそうですね。うれしいニュース・・・。