帰国後のステージ

今日は帰国後久しぶりのステージでした。
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 福島県平田村の小平(おだいら)中学校。来年村内の二つの中学校が統合されて一つになりますが、この小平中学校としては最後の年になる今年、廃校記念として呼ばれました。

 いつものように福島の子どもたちは、どこでやっても全く苦労しない、素直でまっすぐなので、今日も全校生徒80人くらいでしたが、やっていて気持ちが透明になっていく感じでした。

 今日は校長先生の希望で、「ステージ2番」の公演でしたが、生きていくにあたって、自分の役割をどう見つけていくか、「役割」がテーマとなっているステージの2番は、今後移り変わっていくこの平田村という「故郷」に自分が何を役割として果たせるのか、一緒に考えようと問いかけていきました。
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 お父さんやお母さんがどんな仕事を、どんな思いでこの平田村で、近隣の街でやっているのか、今のうちからきちんと見ていてほしいし、できたらその仕事とを「継ごう」と思ってくれるような子どもたちがたくさん増えてくれることを願ってやみません。

 雨模様の福島路でしたが、全く疲れもなく戻っていけました。

 通常海外の仕事をして1週間も歌わないと、普通は喉が途中でへたってきたものですが、今ではそんなこともなく今日も喉は普通に過ごせました。

 明日も明後日もずっとステージは続きますが、いい感じでこの梅雨の時期を乗り切っていきたいですね。

桑山紀彦

帰国後のステージ」への1件のフィードバック

  1. 途中からでしたが、私もお邪魔させていただきました。
    暗くて読みにくかったのですが、ステージ上手の垂れ幕に、小平中学校○○記念PTA教育講演会と書いてあるのが見えました。
    私は勝手に、「開校」だと思っていました。しかし、桑山さんの「廃校」というコメントを聞いて、一気に悲しく感じました。でも、来年には、新しく統合されるとのこと。
    ぜひ、来年は「開校記念」でステージをよんでほしいと思いました。
    機材の積み込みが終わり、私も帰ろうと車を走らせると、校門近くを10数人の女子生徒さんが下校するところでした。
    何と、わざわざ私の方に体を向け頭を下げてて「さようなら」と挨拶をするのです。
    初めての小平中でしたが、いい想い出が一つ増えました。

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