今日は、舞鶴実行委員会の実に6回目のステージ、「5番」でした。
この自主企画ステージがすごいのは、中心にいる橋本希久子さんの計画により舞鶴の4つの高校全てから生徒さんが手伝いに来ることです。東舞鶴高校、西舞鶴高校、日星高校、医療センターの看護学校。みんな通常は出逢うことのない別の学校の生徒同士だけれど、このステージを通じて一緒に関わるのです。そこには希久子さんの強い願いがこもっています。
それは、「舞鶴の子どもたちが、豊かになりますように。」という思い。
希久子さんは教師ではありません。でもだからこそこういった自由な動きができるのだと思います。学校の先生たちとのコミュニケーションも見事でした。
一方、実行委員会の皆さんも一般市民の方で構成されており、非常に緩いはずの組織体なのですが、きちんと運営されいつも黒字で推移してきています。もちろん企業協賛で支えているという特徴はありますが、それだって足で稼がなければならない、非常に気合いの必要な運営形式ではあります。しかし、舞鶴の子どもたち、若者たちがこのステージに触れていろんな発見をする様(さま)をみていたら、きっとそんな苦労は吹き飛ぶんだろうなあ、と思いました。
つまりそこには「地球のステージ」の全てのシリーズを見たいという願いもありますが、それ以上に、「舞鶴の子どもたちを活性化したい」という願いが大きく働いているのです。だから、この自主企画ステージには強い意志と流れを感じるのでしょう。
高校の生徒さんを巻き込むのは、なかなか大変だと思います。でも学校の先生方を説得してそれを可能としているのは、ひとえに希久子さんの熱意と共に、各学校の先生たちの共感をもきちんとつかんでいるからだと思います。
来年は5月14日と決めて、動き始めていらっしゃいます。
ありがたいなあ、と思うと同時に、しっかりしたクオリティと内容を提供することが、「地球のステージ」側の役割だと思いました。
これからも舞鶴通いは続きそうです。
桑山紀彦
これからの若者に伝えたい「地球のステージ」の伝播の理想的な形だと思いました。
長続きしてほしいです。