3年目の関目東小学校

今日は、3年目になる大阪市の関目東小学校でのステージでした。

 渡辺美紀先生は、青年海外協力隊に行かれた経験を持つ小学校教諭ですが、早いうちから世界のことに触れるようにという強い意志を持った先生です。

 3年も毎年呼ぶその熱意は多くの同僚の先生方の共感を得ていらっしゃいます。

 今回は丹野さんとのコラボレーションステージでした。
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(地震が来た時に、命を守るための”石ころ”の@ポーズ)
 

 「地球のステージ」は「3年目の小学校版」。ケニア温暖化篇やジャワ島中部大震災篇とともに、次に話す丹野さんのために、再構成した「震災篇」を行いました。その時間は約60分。そして10分の休憩を経て丹野さんの語りの時間となりました。

 すごいと思うのは、完璧な丹野さんは「小学校版」の語りを構成し、それを見事に伝えていくことです。大阪の子どもたちは大変反応が良いので、問いかけをするとものすごい勢いで跳ね返ってきます。それは時に「ざわざわが収まらない」ことになりがちですが、丹野さんはそういった「問いかけ」を数多くしながらもちゃんと子どもたちを導いて、脱線しないような構成に持っていくのです。

 もちろん関目東の子どもたちもまっすぐで素直なので、すぐに話しの核に戻ってきますが、決して飽きさせないその構成に舌を巻きました。それを時間通りにきちんと納めていく丹野さん。生まれながらに「語る人」だと思いました。なくした息子さん、公太くんへの想いがここまでの丹野さんを形づくってきたのだとは思いますが、これは空から見ている公太くんをもうならせていると思います。

「おかあちゃん、すごい!」

 と。

 こうして丹野さんは大阪でもデビューしました。たくさんの「大阪みやげ」を持ち帰るために、行きは空のキャリーケースを持っていく丹野さん。人と人とのつながりが自分を支えてくれているのだと、ちゃんと知っています。
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 こんな、丹野さんとの協働ステージも今後展開していくべきだと思いました。素晴らしき丹野さん。これからも命を守るために、そして公太くんへの気持ちを果たすために語り続けていくことでしょう。

桑山紀彦

3年目の関目東小学校」への1件のフィードバック

  1. 丹野さん日ごとに大きくなっていきますね。
    明確に使命感を持ってこられたと感じています。

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