福島の子どもたち、そしてNHKスペシャル

今日は前回インフルエンザで延期となった、福島県郡山市のザベリオ学園の小学校、中学校(3年生は時期が動いたことにより参加できず)の皆さんとのステージでした。
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 小学校1年生から中学校2年生までですから、実に8年間を貫く子どもたちの年代ですが、非常にスムースにステージをすることができました。それは、特に低学年の子どもたちが頑張ったからです。

 1,2年生の反応はすごくて、めちゃめちゃ笑っていました。特にウケたのは、ヨーロッパアルプスの最高峰モンブランの紹介となった時、1年生の女の子が、

「あ~モンブラン、食べたい~!」

って、それはケーキのことでしょう、と突っ込みたくなりましたが、いずれにしても彼女はモンブランが実は山の名前であったことに気づいたことと思います。

 さて、こうして聖なる郡山の学園はいい感じで公演が終了していきました。終わりに物販のところにお母さんが集まり、とてもいい雰囲気でした。

 これからも福島県の公演が増えていくといいと思いました。そしていつの日か、葛尾中学校のステージが再開しますように。全村避難になっているこの村唯一の中学校はステージ2番まで行きました。そして3番の直前で原発事故が起きてしまったのです。いつか、この夢のステージが実現しますように!

 さて今日、日曜日の21時からのNHKスペシャル「シリーズ東日本大震災~震災4年 被災者1万人の声~復興はどこまで進んだのか~」をご覧下さい。

 後半で桑山と克人さん(仮名)が出てきます。

 「向き合う時期に来ている」と言うことがどこまで伝えられるか…。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0308/index.html

桑山紀彦

福島の子どもたち、そしてNHKスペシャル」への3件のフィードバック

  1. 土曜日9時のNHKスペシャル見ていました。
    葛尾中学校の復活は何時の事になるでしょう?
    明日のNHK勿論見ます。

  2. 今日は、北九州ですか?
    いいお天気です。空の青、木々の花々の優しいピンク、菜の花の黄色…を眺め、深呼吸です。
    ダルウィーシュの回復を祈っています!

  3. 家族で番組を見せていただきました。
    桑山先生の活動はあそこしか放送されていませんが、本当は彼が語り部の舞台に立たれるようになるまではもっとたくさん関わって来られたんだと思います。
    テレビで見ただけではわからない、桑山先生との深い関わりがあっての最後の抱擁だったんだと思いました。
    いつもBlogを読ませていただいているからこそ伝わったものがありました。

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