今日は大阪の関目東小学校のステージでした。
2年目を迎えるこの小学校は渡辺美紀先生という協力隊のOVの先生が呼んでくださっているものです。
昨年も大変よく聴いてくれました。
今年もよく聴いてくれました。
小学校でのステージはいつも思うことがあります。それは他人を困らせてやろうとか、冷やかそうといった「悪意」を全く感じないということ。
素直に参加してきます。
だからもちろん1,2年生にしてみれば、90分という長い時間、休憩なしで参加するということは大変なことなのです。だから子どもたちの中には当然疲れてきて、ついて来られない子どももいます。しかし、その時も実に素直。曲が入るとまた持続力が再開するんです。不思議ですね。
後半の語りの中でついて行けなくなっても曲が始まって大画面の映像が出てくると、それがまた遠い世界のことであってもじっと食い入るように見てくれます。そうやって、一生懸命、1,2年生はついてきてくれるのです。
美紀先生が見せたい理由がよくわかります。
(渡辺先生の5年3組~終わりの会に参加)
(みんなとっても子どもらしくて、素敵です。)
そして終わったあと、先生たちと懇談会が持てました。
忙しい先生たちなのに、1時間ほど時間を割いてくださいました。こうやって先生たちと意見交流できることがとても有意義です。なぜなら、「地球のステージ」は、これからも教育現場の仲間に入れていただき、子どもたちの教育という面で関わりたいと強く願っているからです。
その中心にいらっしゃる先生たちとの意見交換は、とても重要です。
とても印象的な言葉がありました。
「小学校の先生として大切にしてきたことは、”自分の目で見ること”を譲らないできたこと。子どもたちはいろんなことを言ってきます。でも本当のことは、ちゃんと自分の目で見て確認する。それがとても大切。なぜなら、子どもたちが起こすことには全て”理由”があるからです。理由のないことなんて全くない。だからその”理由”を自分で確認するようにしてきました。」
学校の先生は忙しくて大変。
でも、こうやって日々子どもたちのことを思い、自分がこの道を選んだことに誇りを持ちながら、悩みながら励ましながら日々を過ごしていらっしゃいます。
また予算が付いて、来年呼ばれますように!
桑山紀彦