スタディツアー報告

東ティモールのスタディツアーは、今回桑山の到着を待たずに独自でスタートしました。

 現地に駐在員の陽さんがいてくれるので、それが可能になりました。すべての行程において、桑山といっしょではなくても十分スタディツアーができるようになったと言うことです。
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 さて、朝の回診。ダン先生はいつものように非常に熱心に患者さんの診察と解説を続けています。こうして14年間、全く変わらない姿を維持し続けるというのは、どれほどのエネルギーでしょうか。

 でも相変わらずダンは、

「いや、目の前に患者さんが来る限り、ワシはこの仕事を続ける。」

 と、至って答えはシンプルです。

 さて、午後になってPeace Winds Japanが運営する「レテホホ・カフェ」に出かけました。
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 日本のNGOであるPWJは、これを収益事業と位置づけて、ガンガンコーヒー事業に乗り出しています。それはそれですばらしいことだと思います。売れるものをつくり、独自財源を確保していく。それはちゃんとした経営のビジョンを持った方向性です。多くのNGOが学ぶべきところのある、そんな展開だと思います。

 非常に美味しいコーヒーを出してくれます。そんな新しい時代がやってきているのです。

 さて、夜は協力隊の皆さんとの懇親会です。
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 今では20名を超える協力隊の皆さんが活動するこの東ティモール。荒れ果てて、焼け焦げた2000年1月にこの地を踏んだものとしては、感慨深いものがあります。そんな前に進む時代がやってきたのです。

 それこそ、テレビ制作、環境教育、スポーツなど、多岐にわたる職種でみんな頑張っています。いろんな困難はあるでしょうけれど、東ティモールに新しい風を吹かせているのが、この協力隊です。

 さて、明日は日曜日で休日です。

 再び、バウカウの美しい棚田に出かける予定です。

 こうして灼熱の東ティモールのスタディツアーは続いています。

桑山紀彦

スタディツアー報告」への1件のフィードバック

  1. 25日に行橋で初めて『地球のステージ』に出会ってから…、そして、ブログを読んで、私の心を大きく揺さぶった『ポストマン』のドクターKだったんだ!と、分かってから…
    私の中のいろいろな思いが今、新たに繋がっています。もう一度『ポストマン』観たいです。
    講座が終了して、販売コーナーで写真集を片手に、サインを頂いて直接お話をしたい!と並んでいました。次は私の番だ…というときになって、ふと、「なぜサインをもらいたいの?何を話すの?」という心の声が聞こえて、列を離れました。
    次回、参加したときには、どれだけ並んででも、声をかけます。
    小学生の頃、地球儀を回しながら、心から願っていた世界の平和のために、今、自分ができることを一歩でも進めたいです。あきらめません!
    長々とすみません!!

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