今日は2年目の都立三田高等学校のステージでした。
昨年評価を頂き、今年も読んで頂けた三田高等学校。目の前に東京タワーが迫り、まさに都心のまっただ中という感じです。進学校であり、生徒さんの意識はとても高いと思います。今日も一言も私語を発することもなく、席を立つ人もおらず、雨は降っていても結構蒸し暑かった体育館の中は「地球のステージ2」の演目の中、静寂と優しさの中で進んでいきました。
こうして毎年公演をしてくださっている高校は現在日本国内で15校。しかし東京都ではこの三田高等学校と日野高等学校が毎年公演になっており、ゆっくりですが東京都の高校も継続開催が見えてきました。ありがたいことです。
今日も昨年同様、終了後に懇親会を開きました。
多くの生徒さんが集まり、校長先生はじめ多くの先生も見守り、いい雰囲気の中で質疑応答が進んでいきました。
やはりみんな、「どう生きるか」「自分をどう確立していくか」に大きな不安と関心があります。
それこそある意味で高校生の証、ですよね。
こんな都心のまっただ中で、いろんな情報にあふれ、刺激も間近にある東京という環境の中であっても、みんな高校生として悩むことは同じ。そしてまた高校生らしい純粋さも同じ。すばらしいことだと思いました。
つまり三田高校に通う高校生も、半径20キロ圏内の中で悩み、苦しみ、一生懸命自分を発見しようともがいている。そしてそれを優しく見守る先生たちがいるという事実。これは、日本各地の高校でも変わらない、いや変わってはならない環境なのだと思いました。だから彼らは「東京」というある地方に住んでいる、一人の高校生なのです。
だからこそ真実が見えてくるし、答えはその住んでいる地域にあるのでしょう。
私たちは平等に生きていけるのだと改めて思いました。
早速また来年もやりましょうというお言葉を頂き、ますますこの三田高校とのつながりは深くなっていきます。
これからも東京都内の高校が増えていきますように。
桑山紀彦
東京の高校でもじわじわと広がっていてうれしく思います。
「地球のステージ」との出会いがより豊かな人生を切り開く一助となりますように。
悪天候続きの中の公演ご苦労様です。
三田高校は昔から校風の良い学校で知られています。
気持ちの良い公園で良かったですね。