今日は同志社女子大学でのステージ。
「地球のステージ」の理事、藤原先生が教授をされているこの大学でのステージはもう5年目になります。
いつも、終了後に座談会を開き、今の大学生が考えていること、将来は子どもに関わる仕事を選択しようとしている彼女たちの悩みや疑問に答えるという形で意見交換をしています。
そんな中で出てきた質問が、
「子どもたちはいつを境に、ひどい目に遭ったことを前向きに変える力を得ていくのでしょうか。」
というものがありました。彼女はさらに、
「大人の方がかえって、絶望感を増し、閉じこもる傾向があるのに、なぜ子どもたちは・・・。」
ともきいてきました。
僕が思うに、子どもたちは半年が過ぎる頃から開き直りの傾向が見られ、
「僕は津波を受けたけれど、こんなに元気なんだ!」
という傾向を出し始めたように思います。その頃から急速に創作意欲がまし、いい形で津波というネガティヴなことをポジティヴな思考に変えていこうとしていたように思います。
時には、津波を受けていない山の方の子どもたちに対して、
「おまえ、津波のこと何にも知らないだろう。津波ってのはなあ・・・。」
と語っている姿も見ました。
いつまでもくよくよしないで、今自分にあるものを「自己アピールのためのツール」として使っていく子どもたち。そこには確かに生活の不安を抱えなくてもいいというメリットはあると思います。大人はすぐにそれに支配されてしまいますから。
でも考えてみれば現在ニッポンにおいて「生活できない」なんてことはないわけです。つまり大人はすぐに「他人と比べて」落ち込んでしまう傾向があるわけですが、子どもたちはそれが少ない。だから早めに開き直れるのではないか、と思うのです。
そんな高度な内容のやりとりができて大変幸せでした。
さて、毎日走っています。
あの宣言した5月16日(金)の夜から既に12日目になりました。先日の雨の新庄でも走り、今日は大阪は伊丹空港の周りを走りました。するとさすが大阪、周りで走っている人のなんと多いことか・・・。思わず見栄を出して普段の2倍のがんばりで走ってしまい、ペースを崩してしまいました。とほほ。
やっぱり都会の夜は違うなあ。こんなにたくさんの人が走っているとは・・・。
さて、今週末は大好きな舞鶴のステージです。
日時:5月31日(土) 開場12:30 開演13:30
場所:舞鶴市民会館
京都府舞鶴市北田辺51 電話:0773−75−0513
お問い合わせ:「地球のステージ」舞鶴実行委員会 090−5665−1902(橋本)
入場料:一般:前売り1000円 当日1200円
学生:前売り 500円 当日 600円
橋本さんたちも頑張って広報しておられますので、是非皆さんおいで下さい!
桑山紀彦
穂高さん!しっかりした目標を実行した頑張り凄いですね。
ポジティヴになれる子供の話、妙に納得できます。
確かに大人は、自分は目いっぱいでここまで来たと自負しているからあまりにも大きな災難に対して早く限界を感じてしまうのかもしれませんね。途方に暮れてしまうんです。
前を向けるのは強い人だと思います。多分私は途方に暮れるでしょう!!!。
桑山さん、ランニング頑張っていますね!継続は力なり。
引き締まった桑山さんに会えるのを楽しみにしています。
毎回ステージでは若いエネルギーをもらって気持ちも若返りますね。
私はブログを読んで元気をもらっています。有難うございます。