今日は穏やかな日曜日でした。
午前中は閖上中学校の遺族会がありました。
丹野さんはじめ、櫻井さん、佐々木さん、大川さん。いつものメンバーが静かに草取りをされていました。
遅れて出向いたのですが、お父さん、お母さんの気持ちが静かに伝わってきました。
わが子を亡くされたお父さんお母さんはこうして月命日を一つ一つ超えていき、そして我が子に思いを馳せます。どれだけ時間が過ぎても変わらない我が子への想い。
丹野さんが植えた中ーリップが、偶然14輪だけ花を咲かせました。
それ以上植えたのに、なぜか14輪だけ花が咲きました。
閖上中学校で亡くなったのは14人の子どもたちです。
少し遅れて小さなチューリップがもう一輪咲きました。
みんな、
「閖上小学校でたった一人だけ亡くなった、あの子だ。」
と思いました。
こうして、向こうの世界からのメッセージが届きます。子どもたちはちゃんとそうやって見ていて、サインを送ってくれる。見事だなあ、と思いました。
時空を超えた魂のやりとりがこうして成り立ちます。
りんりんはいなくても、残った私たちがしっかりと支えていかなければなりません。
10月にかさ上げが始まっても、私たちと「閖上の記憶」そして遺族会は変わらず活動を続けていきます。
さて、明後日の静岡市立東中学校で、「地球のステージ」は3000回を迎えます。
特にお祝いを用意しているわけではありませんが、ついに3000回・・・。感慨深いものがあります。
そして、次は4000回を目指すのみなのであります!
桑山紀彦
先日、NHKの科学番組で「意識が量子の世界を動かしている」という実験をやっていました。
肉体レベルを超えた意識のやり取りは、日常的に行われているのかもしれませんね。
意識はどこまで届くのでしょう…
チューリップの花を咲かせてくれたんですね。うれしいですね。
遺族会の皆さんの想いが通じているんですね。
きっと、ご遺族の方々の雑念のない気持ちが届き天上で喜んでいるのです。霊魂不滅です。