今日は隣の県、岩手の前沢にある前沢高等学校のステージでした。
立花志津先生という英語の先生が呼んでくださったのですが、志津先生とはもう16年のつきあいです。
1998年、初めての岩手県公演がありましたがそれが岩手県立久慈高等学校分校、山形校だったのです。そこに呼んでくださったのが志津先生でした。当時は独身で千葉志津先生でした。
(1998年頃の志津先生)
その日のことは忘れがたく、今は合併してその名はなくなりましたが「山形村」という村が岩手県にあったこと。そしてできたばかりでまだ一般には使用前だった「おらホール」のネーミングの良さ(オレんとこの、という意味の東北弁、”おらほの”から来ています)。そして初めて岩手県というところで公演できる喜び。
忘れがたい、初期の頃の想い出です。
その後志津先生は盛岡南高校に転任、そこでも読んで頂き、今回も転任先の前沢高等学校で呼んでいただきました。
志津先生が「この子たちに聴かせたい、見せたい!」と思う理由がわかるほどに、素直でまっすぐでまじめな生徒さんたち。感動しました。
全学年併せても200人に満たないこの高校は、生徒数の減少に悩んでいます。こんなに豊かな学校なのになあ・・・。複雑な思いです。
(後列向かって右から2番目が今の志津先生。その横が立派な生徒会長)
生徒会長は最近には珍しく「男子」でしたが、180センチの長身の彼は見事に核心を突いた「お礼の言葉」を語り、先生一同をうならせていました。おみごと!
さて、今日のステージは諸般の事情にて「ミニライブキット」で行っています。
これはクルマで行ける距離のみの公演に限った特別対応プログラムで、音響さんは我がチームの優子ちゃんや明ちゃんが行います。とはいえ、プロレベルで見事です。
でも今日は開演15分前になっても音が出ない・・・。
そこで早速電話するのは「音響師匠」と仰ぐ京都の橋本さん。
阪神地域はみんな橋本さんが率いる「アートステージ」に音響をお願いしていますが、橋本さんは本当に親身になって「ステージ」を支えてくださっています。いつも採算度外視。本当に頼れる師匠なのですが、師匠の言うとおりに、「ST」のボタンを押したら・・・、音が出た・・・。
う~ん、音響の道は険しい・・・。
橋本さんに心から感謝です。終わった後も優子ちゃんはしっかりと橋本さんに教授を受けていました。
そんなハプニングも混ぜながら、16年にわたる志津先生との交流は続いていくのでした。
桑山
16年もの永い繋がりはすごいですね。
写真からでも生徒さんの素直さが感じられる交換がもてます。
「ミニライブキット」での公演 いろいろと工夫しているんですね。
音響さんのお仕事はなんか難しそう、という思いで見ていましたが、優子ちゃん、明ちゃん頑張ってね。
昨日講演会に参加した者です
とても考えさせられる講演会でした
また来年も来て欲しいです!