松戸のステージ

今日は、千葉県松戸のステージでした。
 市役所の主催する、「平和の集い」の一環で、これで2度目、今日は「ステージ2番」です。
 市長さんもいらっしゃって、会場は満席、立ち見もでています。
 いつもこの松戸に来てすごいなあ、と思うのは、市役所主催でこういった老若男女、町に暮らすすべての年齢層を巻き込んでイベントが行なえるその実効力と、市役所の皆さんの「顔」が見えるところですね。
 こういったケースはなかなかありませんが、茨城県牛久市や神奈川県海老名市なども、とっても良い雰囲気で町主催の毎年公演が実現しています。
 
 加えて、この松戸市でもう一つすごいと思うのは、松戸市立松戸高校(通称”市松”)の生徒さんたちが一生懸命手伝ってくれていることです。
 率いるのは榎本先生。
 国際人文科の担当である榎本先生は、生徒さんたちをタイの現場にたくさん連れていってまさに「実地体験」を地で行っている先生です。
 その教え子たちがたくさんステージを手伝い、卒業生が司会を務めてくれたりと、本当に和気あいあいとこのイベントに参加してくれています。
 高校生がこういったイベントの前面に出てくることで、それを見に来た町の人たちがとても喜び、その素直な姿勢に町の人たちの背筋が伸びている感じがして、とても好感が持てます。
 来年は大きなステージで「3番」をやろうという機運も盛り上がり、松戸も毎年公演となりました。
 これからもどんどん千葉県に通い、早めに故郷篇の「千葉県版」をつくりたいと思っています。
桑山紀彦

松戸のステージ」への2件のフィードバック

  1. 桑山さん、今回の松戸のステージも見ごたえがありました!ありがとうございました。市松の生徒さん達の素晴らしい体験も聞くことが出来ました。
    初めてお連れした仲間達とこの時間まで、地球のステージの話で盛り上がり熱く語り合いました。今、帰ってブログを読んで寝ようとしたところです。初めての仲間達にも、地球のステージが確かに響きました。これから、共に何ができるかを考える大事な一日になりました。ステージが終わって私達はしばらくそのまま座っていました。胸に響いたのです。ありがとうございました。コンサートを開催して下さった皆様に感謝します。

  2. 本当に昨日はありがとうございました。公演の後にあのような時間を取って頂き、感謝です。桑山さんとお会いするのは昨日で4回目となるのですが、いつかじっくりとお話ができたらと思っておりましたので、私にとっての最高のステージがロイヤルホストだったかもしれません。桑山さんの多くの高校での苦い公演の経験談や教育観に教師として言葉を失いました。その中で、桑山さんが、「僕たちはステージを通して子供たちと2時間の付き合いしかできませんが、先生は一生付き合える。羨ましいですね。」という言葉が重く心に響きました。何だか、今の学校現場は生徒がいてはじめて、我々は先生なのだということを忘れているように思います。さらに、教師としての責任感。教師は子供の一生に影響を与えるのだという自負と責任。桑山さんの爪の垢でも煎じて飲ませなければならない教師がなんと多いことか。桑山さんから頂いた「優しさと素直さ」を持った生徒をこれからも育成すべくがんばっていきたいと思います。今日はこれから成田空港へタイより帰国する教え子の出迎えです。若い子達がそれぞれ出会いを通じてそれぞれのステージを作り上げていく。その醍醐味をこれからも教育を通じて教えていきたいと思っています。本当に昨日はありがとうございました。今日は徹夜状態です・・・。

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