昨日は岩手県一関でのステージでした。
実行委員会形式でスタートしたこの一関の動きは、「さすが岩手県人!」とこちらを唸らせてくれるものでした。
何よりその実行委員の年齢層が非常に幅広い。いろんな職種の人が集まっている。そして何より、この地域で根を張って生きている。そんなことがびしばし感じられた素敵なステージでした。
実行委員会の皆さんと
そして、そこで感じたのは、
「世界にも、この日本にも、絶対的な”中心”というものはない」
ということでした。
つまり、
「やっぱり自分が住んでいるところが”中心”なんだ」ということです。
そう、世界の中心はアメリカではないし、日本の中心は東京ではないということです。
東京も、この日本において一つの「地方」なのだという視点に立てば、この一関の皆さんにとっての「中心」はまさに一関そのものなんですね。
実行委員会の皆さんは、この一関の地でボランティア活動をしたり、自焙煎コーヒー屋さんをしたり、無農薬野菜つくって生活したり、市議会議員やったり、学童保育やったり、本当に様々な仕事でこの一関に根ざしています。
そんな彼らが気持を一つにして、この「地球のステージ」のイベントを地元に発信して、たくさんの皆さんが会場に来て多いに盛り上がる。
これこそ、「自分はここに生きているんだ!」という気概の塊です。
そんなふうに、誇りを持って地方に暮らすことが、実は日本全体を良くしていくことになるんじゃないか、と改めて思った自主企画公演でした。
映画「地球のステージ~ありがとうの物語」の、佐藤威一郎監督も駆けつけてくださり、良い雰囲気でした。
一関の皆さん、また来年!
桑山紀彦
お忙しいなか、岩手に足を運んでいただいた桑山先生、そして実行委員会の皆さんに心から感謝です。
本当に今まで経験にないくらい、心震えるコンサートでした。
なんでだろう?
人間は時に我が儘で、横着で、臆病で、傲慢。でもそんな自分をごまかさないで、向き合って、より良く生きたいと願う尊さをおしえられ、そして「命」を守るために、敵とそして自分と戦う強い心を知りました。
新聞やテレビからの情報で知っているつもりになっていた自分のおもいあがりが情けない?
来年はうちの子供たちも、中学と高校生。
今回はスポ少と部活でくることが出来ませんでしたが、近い将来、絶対、先生のコンサートにつれてきたいと思いました。
先生!
また、来年?
一関ステージ3、大東高校ステージ1、紫波ステージ5と立て続けに岩手においでいただき、ありがとうございました。
一関実行委員会委員長さん、事務局長さんと一緒におしかけました。
昨年、映画「地球のステージ~ありがとうの物語~」を観て、桑山さんのライブステージが観たいという念願が叶いました。しかも、トリプルで!!
映画とはまた違った感動を覚え、3回観た映画がまた観たくなりました。
日ごろ悩んでいること、困ったなあと思っていることの何と小さいことか。
目の前の課題に挑む、勇気と元気と希望がわいてきました。
一番胸に迫ってくるのは、被災地のごく普通の人々が緊張と恐怖の中、家族や友達を思い、必死で生きる姿でした。桑山さん自身も現地の人々を思い、しり込みする自分を奮い立たせて前に進む姿が映像から伝わってきます。その当人が、自分の目の前にいて、すぐそばのステージで、歌い、語り、伝えているという事実に心を打たれます。
また近くにおいでの時には、おっかけ隊となっておしかけたいと思います。友達を引き連れて。
被災地での活動を重ねるごとに、地球のステージが充実し、バージョンアップしていますね。
お体を大切にされ、ますます素敵なステージを展開してください。篤く温かい感動をありがとうございました。
スタッフの皆さんも大変ありがとうございました。プロ魂に感服です。
あのコンサートの日、夕暮れの空が、本当に、泣きたくなるくらい綺麗だったんです。
自然は偉大です。
きっと世界の何処かで、このつかの間の、しかし無二の美しい夕暮れが、きっと誰かの心を癒し、少しだけ、勇気を与えてくれている事を信じられた一時でした。