りんりん、けんけんの送別会

今日は、りんりん、けんけんの送別会でした。
 ついにこの日がやってきました。
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 二人ともよくこの3年間、がんばって活動してきてくれました。毎日毎日必死でしたね。でも仕事ではなく活動なのだという想いは一緒でここまでやってこれたのだと思います。
 そんな二人のためにビデオを作ってきました。
 「地球のステージ」は音楽と映像のステージをつくるのが仕事ですから。
 お二人のご両親から内緒で小さい頃の写真をお借りして、凝ってつくりました。そんな3年間の活動の様子を映像制作で振り返りながら、
「よくみんなここまで毎日毎日夜遅くまで、休みの日も返上して活動してこれたなあ。」
 と思いました。そして同時に思ったのが、
「それはきっと、志半ばで天に昇っていった多くの人たち。生きたくてもそれ以上生きることができなかった人たちが、僕たちに”代わりに生きろ”と言って、力を与えてくれてきたからだ。」
 ということでした。
 たくさんの人の「死」に支えられて、生き残った私たちの「生」があります。だから、がんばらないわけがない、がんばれないわけがない。
 当然のように力がわいてくるのは、生きたくても生きられなかった人たちが僕たちに力を与えてくれているからだと思うのです。
 りんりんも、けんけんもそんな「力」によって支えられてきたのだと思います。
 ありがとうりんりん、けんけん。
 そんな「天に昇っていった人たちの視点」とはどういうものか、それを知りたくてこの空撮映像を撮影しました。
 きっと、こんな視点で慰霊碑を見て、空に舞い上がり、ゆっくりと、ふわふわと空を飛び続けている。そんな「魂」を表現したくてつくった映像です。
 曲はもちろん映画「ふしぎな石」のテーマ曲でもあり、私たちの活動に是非テーマ曲として使ってくださいという許可を頂いた、S.E.N.S.とS.E.N.S.カンパニーの皆さんのご厚意で「The Life」を使わせて頂きました。
 その映像は→こちら
 りんりんは4月末まで名取にいて、その後しばらく「自分を見つめ直す」休養に入ります。
 けんけんはなんと、4月4日より我が「地球のステージ」のパレスチナ事業の専門家として1ヶ月間、ラファに入ります。けんけんの新たなる活動に請うご期待!
桑山紀彦

りんりん、けんけんの送別会」への5件のフィードバック

  1. りんりん、けんけんとはずっと一緒にいられると思っていたのでショックです。
    震災支援には3年という期限があるということでしょうか。残念ですがお別れなのですね。
    二人に心からの感謝を捧げます。本当に有難うございました。

  2. 震災がなければ知り合う事は有りませんでした…公太が繋いでくれた大切な大切なご縁。
    寝る間を惜しんで私達に寄り添い続けてくれたお二人に最大級の『感謝』と『ありがとう』を。

  3. りんりんさん、けんけんさん、お世話になりました!けんけんさんにはなんとか昨日お会いできましたが、りんりんさんにもなんとかお礼を言いに行きたいと思います。
    お2人の、新しいステージでの大活躍をお祈りします。私自身は
    力及ばずで、大したお力になれなかったことを今も悔いています。私も閖上を離れます。
    離れますが心はいつも共に。
    ドクトル、そしてみなさん、これからもどうぞよろしくお願いします!
    輝く「髪型」の巨人 より

  4. 地球のステージのスタッフの皆さんは志しが高いといつも思っています。
    これからもお二人ともきっと社会貢献する仕事をされる純な気持ちを持ち続けられることでしょう。

  5. りんりんさん、けんけんさん、長い間ご苦労様でした。
    お二人の名取でされた活動の軌跡は,子供たちと作った映画や
    関わったすべての方々の心の中に永遠に刻まれて残っていくと
    思います。自分はなかなかお手伝いに伺えず、数回しかお会い
    できませんでしたが,りんりんさんもけんけんさんもお人柄は
    本当に素晴らしいですね。お二人のような若者がいることは,
    地球のステージの活動も含めて,日本にとっての希望だと感じ
    ています。3年間本当にありがとうございました。心から感謝申
    し上げます!

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