今日は能登半島は輪島でのステージでした。
昨年11月、四国は高知市で「社会福祉協議会」の全国大会がありましたがそこにいらっしゃっていたのが、輪島の七尾さんでした。
七尾さんはあの2007年の能登半島地震の時、社協の仕事でボランティア受け入れの窓口を開設し、その「長」として様々な経験をされました。そのときの苦労と喜びがずっと心の中にあり、今回私たちの被災についても他人ごとではないと感じてくださったようです。
たった一人しかステージを見ていない中で、社教のみならず輪島市役所や教育委員会の説得が始まっていきました。
ところが、さすが被災地輪島。みんなとっても好意的で、
「七尾さんが、そんなにやりたいっていうんならやろうよ。」
ととんとん拍子で同じ年度内でのステージが決まっていきました。そして大切なのは、3月25日にやること。そう、能登半島地震の「その日」にやることが大切なのでした。
今日、7年前のことを再び振り返り、みんなで防災や減災の思いを新たにしました。
「津波や震災のことは忘れていい。でも津波や震災で学んだことは忘れない。」
そんな思いを共有できて良かったと思います。
輪島は目の前が海です。
いつ何時何が起きるかわかりません。
「津波なんてくるわけがない。」
僕たちもみんなそう思っていました。でも自然の営みは、時として人間の想像を遙かに超えるものがあります。
日頃から、
「もしかしたら」
の気持ちがあれば、どれだけの人の命が救えるかわかりません。
今日、閖上の事故検証委員会の記事と、ご遺族の気持ちが記事になりました。
▼閖上の第三者検証委員会の最終報告書の記事です。
ぜひ、「もしもの時」のために今から備えていてくださいね。
被災地からのお願いです。
桑山紀彦
地震の被災の教訓を忘れない、大事なステージになったんですね。思いは一緒ですね。
能登の海が青くてきれい。棚田があるのでしょうか。懐かしさを感じる風景ですね。
検証委員会の記事を読みました。
のど元過ぎれば何とやら~人ごとに感じつつある自分にはっと気づきました。
委員会が指摘した点を、いつ起きるかわからない災害への備えとして、どう身近な意識に留め置くかが重要ですね。