今成田空港です。
これからガザに出かけます。
2008年に寺畑さんという、当時の駐在員が退去して以来5年。ずっと出張ベースでガザと関わってきました。
エル・アマル学校のダルウィーッシュは親友で家族ぐるみのつきあいですが、ずっと良い関係が保ててきました。通訳兼コーディネーターのアーベッド。そしてファシリテーターのマフムード、ラーエッド、ヤシーン。みんな年に2回の渡航の時にすばらしいスタッフとして活動を支えてきてくれました。
しかしそんな「出張ベース」の関わりももう終わりを告げました。
皆様の税金であるODA(政府開発援助)の一つである外務省の「NGO連携無償資金援助(通称N連)」を獲得し、これから3年間どっしりと腰を据えて、毎日毎日活動ができることになったのです。
現地駐在には平成22年度シリア隊、その後モロッコ隊に任地変更して合計3年間の協力隊活動を終えて昨年帰国した前田那美子(沖縄出身)を登用、現地にすでに派遣しております。
そしてエルサレム事務所とガザ地区ラファ事務所を設置。活動は2月から正式に始まります。
今回の渡航はその始業。
ついにまたあの「毎日の活動の日々」が返ってきます。
エレズの検問所の通過許可も得て、張り切って活動してきます。
津波を受けて3年。毎日毎日の子どもたちとの活動で得ることのできた「心理社会的ケア」の発展型のノウハウ。それを今度は空爆の地、ラファ市で使うことができます。
子どもたちとまた映画を制作します。
パレスチナの日々。映画という形でまたご覧頂けると思います。こうご期待!といっても完成は今年後半になると思いますが。
国や場所、人は違っても、「心のケア」が目指すものは同じ。吐き出し、向き合い、物語を紡ぎ出すこと。
ガザでも同じです。
では、明ちゃんと共に行ってきます~
桑山紀彦
桑山さん、明ちゃん、行っていらっしゃい。
きっとガザの皆さんも心待ちにされているでしょうね。
毎日活動できるなんて夢みたいですね。
空爆が心配ですが、どうぞお気をつけて。
ガザというとあの狙撃された車を思い浮かべます。
世相穏やかでない中でついに基盤つくりまでこぎつけた、熱意と勇気に改めて敬意を表します。
桑山さん、明ちゃん、どうぞお気をつけていってらっしゃい!
桑山先生の目指す心のケアーをカザでじっくりと集中して取り組んできてくださいね!カザの発展とカザのみなさまの健やかなる暮らしを願っております。
日本からみなさまと共にご活躍と日々のご安全をお祈りしています!
どうぞご無事にいってらっしゃいませ☆