帰国協力隊

今日はつくばのステージでした。
 そこに顔を出してくれたのが中山さんでした。彼は平成23年度2次隊、ウガンダ隊の小学校教師です。
 先週木曜日に2年と3ヶ月の任期を終えて帰国し、JICA本部での帰国後研修を終えてその足でステージ会場に来ました。
 「帰国したら、すぐに“地球のステージ”を見たい」
 そう思った中山さんからは現地にいるときからメールが来ていました。
「人に伝えるということをしっかりと意識していきたい。そのためにはステージを見るのが一番いいと思って。」
 かれは、ウガンダにいるときから「ミュージックキャラバン」という活動に参加していました。
 小堀さんという音楽隊員の方が始めたこのミュージックキャラバンに合流してずっとその活動を続けてきました。
 そんなステージが終わって、古河の仕込みも終わり、一緒にご飯食べました。和食レストランに入って、
「何でも注文してね。今日はおごり~」
 というと、
「ほんとですか?いややばい~やばい~何見ても美味しそうだ~。」
「遠慮なくね。」
「はい、じゃあこのヒレカツ刺身定食ってのでもいいですか?」
「どうぞどうぞ!」
 そして20分後。ヒレカツ刺身定食が来ました。
「いや~、すごい!これは美味しい!」
 見ると涙ぐんでいます。
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 これが「帰国」ということですね。何もかもが懐かしい、そんな我が故郷、日本。そんな姿を見せてもらいました。
 やっぱり協力隊っていいなあ、とまたまた強く思った1日でした。
 今日の夜行バスで中山さんは故郷の新潟に戻ります。
「お寿司は、しばらくとっておこうと思って食べてないんです。新潟に戻ったら食べます。」
 僕たちにとってはただ普通の日本食だけど、中山さんにとってはすべてがありがたい宝物なんですね。
桑山紀彦
 

帰国協力隊」への3件のフィードバック

  1. 帰りのJAL機内でまず、お寿司。着後、最初に食べたのはカツ丼。帰国後20年近くなるのに、今でもはっきり覚えてます。もし、私が地球のステージをやったら、ひたすら食べ物の話になるでしょうね!?

  2. 桑山さん日々のステージお疲れ様です(*^o^*)
    お身体に気をつけて頑張ってください(≧∇≦)
    今はステージの話しの内容などは日々変わってるのでしょうかね。
    また、地球のステージを見に行ける日を楽しみにしてますo(^-^)o
    新しいCDなども楽しみにしてますo(^-^)o

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