演ずる少女の美

里咲さんは閖上中学校の6年生です。

 3年生の3月11日に被災して、それから「スカイルーム」のメンバーになり、今ではその中心的な存在です。
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 今回の「ふしぎな石」の主役であり、ロケをずっと引っぱってきてくれた里咲さんに今日はインタビューでした。その内容はメイキングに使うことになりますが、それに加えて今日はナレーションの収録も行いました。
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 「誰なんだろう・・・。何を・・・伝えたいんだろう・・・。」
 これだけのセリフですが、いつも一発撮り。そして、情感込めて語る里咲さんのナレーションやセリフ回しは、既に子役ではなく「演ずる俳優」の表情です。
 本当に美しい声と表情を持つ里咲さんを世に出していきたいですね。
 そろそろ9割が完成している「ふしぎな石」
 9月1日の試写会に向けて全力で臨んでいますが、4人の小学生俳優たちが一番喜ぶのはやはりその席を満席にすること。
 彼らの想いに応えたいと思って、これからチラシづくりを始めます。
桑山紀彦

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