3年目の札幌西高校は、朝マイナス8度の札幌の街に降り立つところから始まりました。
かき~ん、と音がしそうな寒さはかって気持ちのいいものです。これこそ北海道。2月5日からは雪祭りも始まりました。
この高校のステージは田辺先生という熱い一人の高校教師が必死にがんばって、説得して開催しているものです。最初は「何が始まるのだろう・・・。」と怪訝だったかもしれない先生方も、少しずつ田辺先生の思いを理解してくれています。
それでも、この超進学校で続けられて来れたのは田辺先生の思いだけでなく、生徒さんの気持ちに火が付いたことが理由でした。今年に入って田辺先生は昨年ステージをきいた3年生に意見を求め、多くの生徒さんが、
「あれは後輩にも見せるべきだ。」
と主張。以前別の会場で見たことがある生徒さんも声を大にして、
「あれが見たい!」
と訴えてきました。そういった生徒さんの声が集まり、田辺先生はそれをテコにすることができたのです。高校には変わった先生もいます。時に素直になれなくてステージに批判的な先生も出て来るでしょう。しかし、そんな時に有効なのは正直な生徒さんたちの感想だったのです。
同じく札幌清田高校も毎年公演ですが、担当の岡積先生と細田先生が以前職員会議で、
「そろそろ「地球のステージ」ではないものでもいいのではないか。」
と意見されたとき、すっと立って、
「では、あれ以上のものを先生が持ってきて下さい。」
と反論したら一同納得されたという逸話が聞こえてきました。本当かどうかは両先生に確認しておりませんが、岡積先生や細田先生がもたれている自信はやはり「生徒たちがちゃんと反応している」というものだと思います。
ありがたいことです。
ステージ終了後の交流会でも、高校生の真剣でまっすぐな質問が出てきました。そのやりとりに田辺先生が泣いていました。
「高校生の素直な感想や質問をきいていたら、こみ上げてきました。」
こんなやりとりが高校生と教師の間に成り立つのです。だから今日、フロアの高校生の質問に、
「これからの目標や夢は何ですか?」
と聞かれたとき、
「こうして、我が国ニッポンのすばらしい高校生と出逢い、気持ちを交換して、“みんなでがんばっていこう!”と思い続けられること。だから、少しでも多くの高校で「地球のステージ」が開かれますように。」
という願いになりました。
考えてみると2月に入って八戸北高等学校、山形県米沢市の九里(くのり)学園高等学校、そしてこの札幌西高等学校と高校の公演が続いて来ました。どこでも素直で多感な高校生に会えました。
これからも多くの高校生と逢えますように。
(八戸北高等学校)
(九里学園高等学校)
桑山紀彦
田辺先生、大成功おめでとうございます。子どもたちのまっすぐな気持ちを引き出し、それにこちらがちゃんと向き合い、いかに未来につなげていけるか。大人の責任として、大きな課題であると同時に、やりがいのあることだと思います。地球のステージをきっかけとして、その輪を広げていけたらいいなと思います。
桑山さん、海外支援気をつけて行ってきてください。
米沢九園学園は俺の家から30分ほどの距離にある学校です(o^∀^o)見に行きたかったけど仕事で行けませんでしたが、24日は必ず行きます(*^o^*)
高校生は色々と心が揺らぐ時期でありました…
部活、勉強、進路、友達など沢山のことが三年間に詰め込まれて頭がぐちゃぐちゃになりそうな三年間でしたo(^-^)o
俺は中学二年から2012年1月25日の米沢伝国の杜のステージまで桑山には逢えませんでしたが伝国の杜でのステージでステージが終わったで桑山さんにサインを頼んだら心よく書いてくれました(o^∀^o)ありがとうございます(*^o^*)
2月24日のステージ、そのサインを持って見に行きます(≧∇≦)
身体に気をつけて頑張ってください(o^∀^o)
理解されたからこそ継続する~地球のステージの価値があがったと云うことで誇らしい気持ちです。