さて、今週から新しい、そして最後の演目「演劇ワークショップ」が始まりました。
脚本は「星に昇った少年」。
桑山のオリジナル脚本です。もちろんテーマは津波であり、そして同時に「命」をテーマにしているものです。
各チームはまず読み合わせから始まりました。
今日は愛島東部団地の仮設住居にいるみんな。
元気いっぱいのこのチームはいい感じで演劇に取り組んでくれます。
まずはけんけんの即興劇、なりきりのワークショップで身体と心をほぐして、役を決め、読み合わせていきますが、誰一人として、
「つまんな~い」
とか
「やりたくな~い」
などと言わない立派なチームになっていました。シネマ・ワークショップの甲斐あってのことなんでしょうね。
これは現状では4月の第一週に、各人の住む仮設住居や地区の公民館で静かに発表を行って行く方向性を模索しています。
そして今回はセリフを覚えて、きちんと暗記した上での演技に取り組みます。
より一層の心の整理を期待しながら、最後の演目が始まりました。
請うご期待。
桑山紀彦
子供たちのさらなる成長が楽しみです。
不思議な石の様な訴える作品を期待しています。
みんな思い思いの格好で集まっている様子がいいですね。
気を許しあった仲間なんだなあと感じます。
演劇もセリフを覚えるのが大変そうですが、頑張ってほしいです。