毎年公演のありがたさ

昨日は札幌のあいの里東中学校の公演でした。

 もう5年目で5番の演目となりました。とても落ち着いているあいの里東中学校は2つの特徴があります。まずは、公演終了後の質問が多いこと。しかも非常に真摯な内容の質問に終始することです。これはPTA会長の高坂さんがおっしゃるように、
「みんな安心している」
 からと思います。全校生徒の前で手を挙げて質問をする。それは実はとても大変なことです。だってひょっとするとそんなことをすると冷やかされるかもしれません。でもそんな雰囲気が一切ないのでみんな思いのままに質問できるんですね。
 二つ目の特徴は必ず合唱で気持ちを返してくれること。
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(あいの里東中学校)
 今回は3曲プレゼントされましたが、最後の3年生の学年合唱「ふるさと」には泣きました。
 そしていつものように合唱部を訪問しました。
 真剣に、真面目に大きな口を開けて歌う中学生ほど感動するものはありません。いつも合唱部には感動をもらって帰ってきています。
 そしてこのあいの里東中学校もまた、終わった直後に来年の話しを下さいます。来年12月20日でその日のまま依頼を頂きました。心から感謝です。
 そして今日は福岡県人権同和教育研究協議会のステージ。こちらは7年目のステージです。
 昨年6番までが終わり、どうするかな、と思ったので思い切って壇上から、
「NHKの大河ドラマでも“総集編”がありますから、是非来年は総集編でいきませんか?」
 とお願いしたところ、ちゃんと今年も入りました。今年は筑豊地区の田川市でのステージでした。福岡市からは少し離れたところにある街なのでスタッフの先生方は心配されていたようですが、見渡せば1000人を超える入場のみなさんがいてびっくり。さすが県同教!集客力が恐ろしい。うれしい誤算でした。
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(田川市文化会館大ホール)
 そしてなんとその場で来年の予約を頂きました。
 いつもの12月25日、クリスマスの日に戻っての公演となります。そしてこれからは1番~6番にこだわらず、篇を編み直して、例えば「災害復興版」や「アフリカ版」「紛争版」「や「アジア版」などとそれぞれの持つ特徴を組み直して新しい展開にしていこうという話になりました。
 そして、やはり「震災のその後を知るには、桑山さんの“地球のステージ”が一番」といって頂きました。
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(福岡の先生方)
 今年は「未来篇」でしたが、来年末にはまた新しい「続編」が出来ていることだと思います。
 
 こうして今年のステージも暮れていきます。
 今年はクリニックを法人化するために年末年始は日本国内にいなければならず。東ティモール渡航を延期したため、12月25日が今年最後のステージ、岐阜県美濃市のステージになりました。是非みなさん、今年最後のステージでお会いしましょう。
 あいの里東中学校のみなさん、福岡県県同教のみなさん、今年も最後のステージありがとうございました。来年もよろしくお願いしますと言える幸せをかみしめて!
桑山紀彦

毎年公演のありがたさ」への3件のフィードバック

  1. 震災後、公演が減る懸念をされた時期がありましたが、こうして良き理解者に支えられて今年の活動も無事終了・・・うれしい朗報です。

  2. 来年もステージの約束をいただくのは本当に幸せなことですね。
    企画される皆さんの熱い思いのなせる技なのでしょうね。
    桑山さんは年末も忙しいようですが、新たな展開に向けてよろしくお願いします。

  3. 北から南から毎年連続公演すてきですね。美濃市も2年目。できることなら私も二年連続と行きたいところですが昨日の7回目の田川の県同教
    で今年の公演納めということで…。
    九州は今夜は少し雪模様です。名取の皆様にサンタクロースが来てくれますように。

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