20年目の総仕上げ

今成田空港です。これからガザに向かいます。

2003年に初めて事業を開始してから20年。あっという間に月日が流れ、ついに「心理社会的支援センター」を設立しました。

気になっていたのは設立したけれど、「地球のステージ」が引いたら閉鎖というのでは困ります。しかしセンターのみんなは頑張ってファンドを見つけ、なんと複数のファンドによってこのセンターは維持されていきます。

よかった・・・。

でも一方で寂しい・・・。しかしいつまでも同じことをやりながら関わることはお互いにとって発展性がないので、これでいいのだと思います。

今回は「地球のステージ」の主人公となったタハニ、モハマッド、ファラッハ、ナガム、ラリームなど要人にも挨拶をして帰ってきたいと思います。今みんながどうしているのか、そしてこれからどうするつもりなのか、しっかりと話してこようと思います。

もちろん1年間の総決算である最終発表会をしっかりと見て、その総評価を行ってくることが中心の仕事ですが。

トルコ・シリアの大地震も、ウクライナも気になります。でも今回面会するヨルダン川西岸在住のナーセルさんはシリアサイドの支援をしているので、一緒に何かできないか模索したいし、ウクライナは先日日本人スタッフの研修が終わり、8日にはその中のお二人がルーマニアのウクライナ国境に出発されます。桑山も4月が5月には現地に入れそうです。

世界は動く。「地球のステージ」も小さい動きであっても動き続けます。

桑山紀彦

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