14年続く自治体主催公演

今日は千葉県松戸市の公演。市が主催する「平和の集い」の公演はこの14年間ずっと「地球のステージ」が担当させていただいています。その間、青森公演で壊した喉が最悪でかすれまくった声で歌った時もあれば、昨年緊急事態宣言が発令される直前でギリギリ対面公演が可能であったコロナの時代もありました。

でも決して途絶えることなく進んでいる松戸市。本当にありがたいです。その間いくつかの中学校でも公演させて頂き、松戸はとっても身近な存在です。

毎年中学生が「平和大使」として選ばれ、長崎への平和学習を実践してその報告会と共に開催される形式は今年も変わりありませんでしたが、やはり今年はオンラインでの開催になっていました。それでも十分な体験値と理解が得られていたので、やはり子どもってすごいなあと思います。

今回は60分公演して一旦10分の休憩、換気を経てまた40分公演するというロング版でしたが、ようやくコロナが落ち着いて対面でもやれる機運を強く感じることが出来る1日でした。

久しぶりに「ゼロ戦と大地」を公演しましたが、我が伯父、中田稔が今日も空から降りてきているような、不思議な感覚に襲われたものです。

10月の予定がコロナで流れていた岐阜県立各務原高等学校が、感染状況が落ち着いたということで「なんとか想い出の少ない3年生に見せてあげたい」と先生が頑張られて12月15日に公演開催となるなど、公演が少しずつ戻ってきている感じを嬉しく思っています。

今日も18年前にJICA駒ヶ根青年海外協力隊訓練所の所長でいらっしゃった平澤さんがわざわざ来て下さったり、火曜日は横浜市の本所中学校の公演ですが、青年海外協力隊のOBの先生が呼んで下さったものです。

国際協力に携わった者の気持ちの熱さは、ちゃんと人をつなげてくれています。

桑山紀彦

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