ついに今日、正式に「未来篇」がスタートしました。
これはこれまでの「震災篇」「復興篇」につづく「津波三部作」の最後の篇です。宮城県ユニセフ協会主催のステージで初演しました。またしてもうちの理事の五十嵐栄子さんのお膝元での初演となりました。
この「未来篇」はまさに文字通り、被災地が未来に向けてどんな動きをしていくかを伝えるものですが、その中心となるものは「被災地からの発信」が中心となります。
2年目に入ってマスコミもほとんど報道しなくなり、どんどん「忘れ去られていく」状況が進んでいますが、それを非難することにはあまり意味がありません。人は忘れる生き物であり、それが故に救われるところもあるからです。
だからこそ大切なことは、被災地がきちんとした「発信」をすること。その責任を果たすことでより一層緊密な関係を「非被災地」とつなげていけると思うのです。被災地側の責任をきちんと果たしたい、それが「未来篇」の意図するところです。従って、子どもたちが、大人たちが何を発信していこうとしているのかが中心に描かれています。
これまで「震災篇」はもちろん「復興篇」まで公演された皆さん、いよいよ「未来篇」がやってきます。いろんな場面で「地球のステージ」を呼んでください。
今後ともよろしくお願い致します。
桑山紀彦
知り、思い、
ふりかえり、考え、
あたため、生かす。
私の住む町でも
津波3部作を
伝えていただきたい。
実現への思いが、
より強くなりました。
「残す・伝える」~欠かせない大切なことです。
「わ・す・れ・な・い」の想いを反復します。
地球のステージの力で三部作の拡がりの輪は、必ずや大きくなるはずです。
なんといっても粉飾のない内容のよさがあるから・・・
レインボーたわしを
親戚の叔母にプレゼントしましたら
「『被災地に何かしなくちゃ。』と思って、街で募金などはしてるけど
本当に被災された方の元に行くかしら?と不安になる時があるのよ。
でも このあみーずの方々は顔が見えるから応援したいわ。」
と言ってくれました。
これからは「親戚の誰それさんを 応援する」
というような気持ちがで支援させて頂くのがよいのかもしれませんね。
未来篇のスタート、おめでとうございます。
報道はめっきり減った感がありますが、個々の支援は続いているように思います。
ず~っと被災地のことを気にかけている人は大勢います。
被災地から発信していくことで、より理解が深まりますよね。
未来篇が多くの場所で開催されるよう願っています。