雪の東北

久しぶりにこんなに雪の降る中をクルマで走りました。

首都圏にいると雪の中走るという経験が全くなくなってしまうので、非常に危ないと思います。でもやっぱり雪はいいですね。雪かきをしている人を見るとうらやましくなります。でも実際に山形に28年暮らしていた頃は、朝雪かきをしても午後にはまた同じだけ積もったりして、ほとほと嫌になっていたりしたものですが、雪の降らなくなってしまった最近の冬の中では珍しいほどの白銀の世界でした。

今日は大和(たいわ)町立大和中学校。3年生限定の公演でした。今年は新型コロナの影響でなんと修学旅行が中止になってしまった3年生。やはり少しでも想い出を作ろうという3年生の先生たちの熱い思いも後押しとなり今回の公演となりました。寒い体育館の中でも真剣についてきてくれる真面目で優しい3年生に支えられて90分の公演はあっという間でした。

そして質疑応答のコーナーになったのですが、2番目の質問が、

「多くの国を巡ってきたと思いますが、別れが惜しいと思った国はどこですか?」

と言う質問。シンプルだけれど想像力に満ちた素晴らしい質問。

「全ての国においていつも必ず別れが辛く、惜しいものでした。だからまた会いたくなりこの活動を続けてきたのだと思います。だから世界の平和のためではなく、”あの人のために何ができるか“という気持ちでこの活動をして来たのだと思います。」

と答えました。この豊かな心の中学生もそんな気持ちで世界に関われたら、きっととっても身近な動悸で踏み出していけるのではないか、と思いました。

帰りも国見SAと二本松ICあたりで路面がシャーベットになっていましたが、今回採用してみたフォーシーズンズタイヤ(スタッドレスではなく通年で使えるタイヤ)はとっても有能で、不安なく走ることができました。

今年の冬は結構雪が降る、冬らしい景色になるかも知れません。

桑山紀彦

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