今日は埼玉県、長瀞中学校でした。
昨年3月11日、長瀞中学校のステージ中に2時46分震災が来ました。
昨年は「地球のステージ2」でパレスチナ篇~前編の語りの最中でした。そこで中断し、生徒さんは校庭に避難。安全を確認して部活は中断し、みんなは自宅へ帰っていきました。その帰っていく最中に閖上中学校に津波が襲ってきたのです。
たくさんの人がその一瞬で天国に登って行かれたその瞬間、僕たちは帰路につこうとしていました。津波に襲われた皆さんは確実に苦しまないで亡くなっていったと思います。だからあの瞬間、たくさんの魂が登って行かれたその時間を過ごしていたのがこの長瀞中でした。
だから僕にとって「取り返したいあの日」はこの長瀞中でのステージでした。
今日は「ステージ3」。生徒さんもちゃんと聞いてくれて自分なりの「取り戻し」になりました。
そしてそのまま東京の青山一丁目。
今日は杏里さんと「ジュピター」の作詞者である吉元由実さんと一緒でした。
向かって左が杏里さん、右が吉元由実さん
二人とも石巻に入ってライブを成功させていました。そんなお二人と「震災と国際協力」についてJICAの導きで対談をさせて頂いたのです。
「オリビアを聴きながら」の大ヒットをもつ杏里さん。そして「ジュピター」の作詞者としてだけでなく、著作や講演会(生き方講座)に忙しい吉元さんは、やはり「プロ」でした。
私たち「地球のステージ」も「伝える」と言うことに音楽を使いますが、二人は歌手というアーティストであり詩を書くという芸術家です。歌詞やメロディ、歌というものは膨大な情報をものすごくコンパクトな固まりに「圧縮」して作品化します。
そしてそれを聴き手に届ける。
聴き手は、それをアーカイブ(解凍)するわけです。このアーカイブには想像力と愛が必要です。その二つを人々の心から引き出すのが「音楽」というツールなわけですよね。
そんな分野のプロに会うと、
「自分もしっかりしないと。」
という思いになります。
だからますますいい形の伝達手段としての「地球のステージ」を発展させていかなければと思えた対談でした。
終わりにはお二人にハグさせて頂けるほど、仲良くなれてよかったです。お二人とも、
「名取や閖上に行きたい。」
とおっしゃって下さいました。
必ず実現したいですね。
桑山紀彦
2年越しの長瀞公演お疲れ様でした。
式次第の関係か、時間の関係か、かなり構成を変えていましたね。
珍しくセリフをつっかえている桑山さんをみて、なぜか安堵感を覚えて見ていました。(ちょっとさむかったですけどね)
桑山先生、長瀞中学校でのステージで「取り戻し」をされて
ホッとしました。
昨日のブログでは読んでいる私も心配でした。
同じ日本で起きた出来事を私たちは「自分たちは関係ない」と背を向けているような悲しい気持ちです。
今年も地元が「地球のステージ」の公演が決まりました。
たくさんの方に観てもらえるよう地元スタッフ見習いですが
伝えていきたいと思います。
杏里さんに会いましたか、いいですね。
「オリビアを聴きながら」は私の青春です(桑山先生と同世代)
そうだ!吉元由実の「ジュピター」は中越地震の時に被災された方をいっぱい励ました歌でしたね。
昨日はいいタイミングで桑山先生がお会いされてよかったよかった・・・
吉元由実さんを「さん」がぬけていました。
あわててしまって申し訳ありません。
本日午後6時9分ごろ、岩手県沖で地震がありました。
岩手、青森、北海道で震度4を観測しました。
津波注意報も出ています。
北海道の太平洋沿岸、青森、岩手の海岸付近の方は、絶対に海岸付近には近づかないでください。川の河口付近の方も川口には近づかないでください。
川や海の様子など、絶対に見にいったりしないでください。津波は一度だけでなく何度も繰り返しくる場合があります。一度目よりも二度目の方が高くなる場合がありますので、一度到達したからといって安心しないでください。
津波がきたら、とにかく高いとことへ逃げてください。
津波の到達予想時刻は、3月14日、18時40分頃です。
北海道、青森、岩手の方は、充分注意してください。
(NHKラジオの放送より)
和歌山 なかお
桑山さん、昨夜は本当におつかれさまでした。
桑山さんの言葉のひとつひとつがとても貴重で、たくさんの人々に届けたい、と強く思いました。
映像の編集作業が終わりましたら、できるだけ早く公開します。
これからもよろしくお願いいたします。
桑山さんの「取り戻し」と新たな出合いの記事にホッとしています。
少し元気が出たでしょうか。
公開されるようなので、楽しみにしています。
人って 繋がっていくのですね!
素敵なお二人とハグ出来て良かったですね。
我が 柏原市でも ステージ出来るように 頑張りますね!