女の子たちとの活動は朝8時から始まります。子どもたちの住む「マワーシ」地区まではバスで迎えに行くのですが約30分ほどかかります。私は朝6：30に起き身支度を整え7：００に由美ちゃんの家を出発です。（いつもはガザ市内のホテルからラファまで通いますが、今回は由美ちゃんの自宅の一室を間借りです。）活動場について始めにすることはみんなで朝ご飯です。ヒヨコ豆のコロッケをつぶしてパンに挟んだただけの簡単なものですが、みんなと食べるのはとってもおいしいです。
朝食を食べ終わるとみんなでゲームです。この日はドッジボールでした。みんな歓声をあげながらおおはしゃぎです。そしてその後活動に入っていきます。
今日は「自分が嬉しいと感じること、悲しいと感じること」を書き出して最後にシェアしていく内容です。まず始めに笑っている顔・悲しい顔の絵を描いていき、どんな時に嬉しいのか悲しいのかを絵の隣に書いていきます。そして最後にみんなでその思いを共有していきます。パレスチナでは図画工作などという科目もないので、みんなあまり絵は得意ではないかもしれません。隣の人の絵を真似してみんな同じような顔になってしまうことも多々あります。みんな自分で考えて描いてね、そう伝えて頑張って描いてもらいました。
嬉しいこと・・・海に行くこと、親戚が集まる時、人形を買ってもらった時などみんなそれぞれごく普通の女の子たちの気持ちです。
悲しいこと・・・みんなが悲しいと思っていると自分も悲しくなる、病気になることなどなどです。
コーランの暗証大会で上位にいけた時など、一生懸命何かに頑張って認められた時に嬉しいと感じるのはみんな共通ですよね。頑張れば頑張ったなりの将来が拓ける、そんな時がくるといいなあ、そう心から願うばかりです。
みんなで朝食
akiちゃん、お疲れ様でしたぁ。海に行った事や、サッカー、活動の様子を知って、パレスチナに一歩近づいた気がします。日本では、子供たちのことは、ほとんど知ることはできません。記事は騒乱のことばかりですから。akiちゃんのブログで、テレビでは報道されない一面が見えて、ホントよかったです。
由美ちゃんも、毎日ご苦労様です。これからも応援しますね！！
akiちゃんも、今は飛行機の中でしょうか。無事に帰国して、またステージで、元気な姿を見せてくださいね！
絵を描くのってある意味自分をさらけ出すこと。
だから手が動くだけで凄いことだな、って思います。
みんなで食事をするって言うのも、当たり前のようでとっても幸せな瞬間。
そんな時を重ねて、いつかakiちゃんが言うように
「頑張ったら頑張ったなりの未来が開ける」
時が、やってくるといいなと思います。