学校の中の戦争の火種

滋賀県大津市は市役所の総務課の皆さんが予算を付け、毎年1校を選んで公演をさせていただくという、仙台市泉区の家庭教育課と同じシステムで毎年呼んで下さっています。

それは大津の中学校でいじめ自殺が起きた事を鑑み、市役所としてできることを実践するという「向き合う」思いのもとに続けられてきた事業です。だから、今日の学校のように課題の多い学校はかえってその趣旨に添うものだといつも思います。静かに素晴らしく聴いてくれる学校もたくさんありますが、今日のように私語が止まず、ふざけて人を傷つけてしまうような1,2年生がいる学校こそ「地球のステージ」をさせていただくことに意味があると思いました。

学校の中の戦争の火種。それはまさにいつ自分の学校で起きるか分からない出来事です。学校は5人の心ない人が荒ぶれることでガラガラと安定を失っていきます。そんな状態を阻止し、改善するのは他ならぬ生徒一人一人であるということを伝えました。きちんと伝わってくれていることを祈りながら戻ってきました。

激しい雨で事故が頻発し、保土ヶ谷バイパスも混んでいましたが、なんとか1時間20分ほどで海老名に帰ってきました。明日、明後日と横須賀、横浜が続きます。

頑張っていかねば!

桑山紀彦

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