砺波定期公演の終演

砺波の16年が終わりました。

16年前砺波市役所が市内の8つの小学校全部に「地球のステージ」を1年1校ずつ公演していこうと決まりました。それはまさに柳瀬のお恵ちゃん達が自主企画してきた運営委員会の公演を見た人たちによって成り立った出来事でした。最初の1巡目、8年はあっという間に過ぎ、2巡目はもう当然のように砺波に通うという日々でした。そして16年目になった今年、2巡目の最後の小学校でついにこの企画は終了となりました。

予算の半分は市が持ち、あとの半分は学校が持ってきたのですが、その学校が持つはずの予算がもう支払えないとなったためでした。学校はいつの間にか、文教予算が全然なくなってしまっていることを感じました。

16年間砺波に通う中では2011年の津波がありました。私たちの暮らしていた名取市下増田地区の「下増田小学校」には最後まで砺波市役所の方が詰めて下さっていました。不思議なご縁を感じたものです。

こうして終わっていく一方で愛知県瀬戸市の陽子さんたちが仕掛けて下さっている瀬戸市公演や愛知県公演の動きもあります。でもやはり16年がピリオドとなるのはやはり寂しいものです。いつも砺波公演の時にはずっと応援して下さっている高岡の恭子さんが来てくれ、公演後には故郷飛騨高山に寄ってお袋と会ったりしていたものです。

時は移り変わり、人も移り変わる。そんな中で私たちはいつも「変わらないもの」を求めて生きていくのでしょう。それはとても難しいことであるが故に、私たちは求め続けていくのでしょう。

桑山紀彦

砺波定期公演の終演」への1件のフィードバック

  1. 今日の東京新聞朝刊横浜神奈川のペイジで海老名市長選を知り現職の内野さんが当選されたことを知りました。海老名ではまだ頑張れますね❗️

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