今日は朝から八戸東中学校のステージでした。
こうして日曜日がステージの週、もうずっと続いていますがやはり全国からの皆さんの期待に応えたいと思っているので、苦になりません。
東中学校は今年4年目。本当に素直で優しい生徒さんたち。挨拶もしっかりできるし折り目が正しい彼らを見ていると、中学校時代に学ぶべき規律や規範は、決して「させられる」ものではなく、相手を思いやったり気持ちよく接して頂くために大切なものであることがわかってきます。
一部の中学校の生徒さんたちが自由をはき違え、我慢する心と力を失ってむき出しの暴力に浸ってしまっている現実との違いに愕然とします。どこで生まれ、どんな環境で育ったかによって子どもはずいぶん変わってしまう。その意味においては家庭の教育力に期待されるところは大きいと思いました。
そして仙台に帰ってきました。
目指すは藤崎デパート前。今日はここで待ちに待った衝撃のイベントが開かれるのです。この期待のイベントのために、明ちゃん、優子ちゃんはもちろん、江里ちゃん、悠ちゃんもみんな集まって「その場所」へ向かいました。
そのイベントとは!
パントマイムのシルヴ・プレです。
今年の6月くらいに始めてその存在を知り、YuTubeでずっとその演目をフォローしてきました。その内容や突き抜け感で一気にファンになってしまいました。そのシルヴ・プレがなんと目の前でパントマイムを披露してくれるのです。こんな幸せがあるでしょうか。
そして種を明かせば、シルヴ・プレの柴崎さんは悠ちゃんの実のお兄さんなのです。悠ちゃんはニューヨークでダンサー、兄はパリでパントマイム。すごい兄妹です。
さて、ドキドキしながら演目を待ちました。
いつも自分がステージに立っていますが、人のステージを見るのは久しぶり。やっぱりいいものです。
出待ちの気持ちや、お客さんの反応、その一言一言に反応する自分・・・。観客側から見ることができて良かったです。そして出た演目は、
「恋しくて」
「ダブルス」
「記念撮影」
どれも好きなものばかり。最高です。
ぜひ、YuTubeで「シルヴ・プレ」といれて動画をご覧下さい。ただ、シルヴ・プレのお二人にとってこのYuTubeはどう捉えていらっしゃるのか、聞きそびれてしまいましたが・・・。でも今「地球のステージ」のホームページをRenewalしていますが、その中ではたくさんの動画を見られるようにしたいと思っています。
とにかくパントマイムがすごいのは、言葉に頼らない、表情や動作ですべてを伝えていく「空間芸術」であることです。我ら「地球のステージ」も、4つのメディアを組み合わせた複合芸術作品と(勝手に)位置づけていますが、「空間」を意識する点においてはとてもよく似ていると思うのです。
だから、大笑いしながらもこのお二人の想いや苦労、そして喜びや哀しみがわかる気がしてなりませんでした。
これからもっと大きな舞台を踏みながら展開していくと思いますが、この「路上であること」を大切に。
そう思いながらお二人と別れました。
僕たちはやはり「学校の体育館」が基本だと思っています。
11月2日~6日は静岡市での「大道芸ワールドカップin静岡」です。ぜひお近くの皆様、「シルヴ・プレ」をご指名で!
桑山紀彦
自由のはき違え、我慢できない心~よりよい人作りのためにどのような教育を施すべきか、社会全体が取り組むべき大きな課題でもありますよね。
沼袋へパントマイム見にいってみます。
おはようございます。今日は最寄りの駅から座る事が出来ました。数日前にとれた新米(長男と父が刈り入れしました。)を同僚にお裾わけしようと持ってきたので、座れて嬉しかったです。東北の田んぼにも早く稲が出来る様になると良いですね。実家のお米、塩害はなかった様です。
私、どこでかは忘れましたが、見た事があります。 真似したけど出来んかった。パントマイムのワークショップしたいなものに参加した事もありますが、喋る方が得意みたいです。
パントマイム見たいなぁ~
悲しみも 喜びもサイレントの世界で 表現する。
動きから見えないものが見えてくるような気がしますね。
察することのできる人に なりたいなぁ~
或る決別
意を決して電話をする。
「いつもお世話になっています。なかおですが」
「こちらこそ、いつもお世話になっております」
聞きなれた女子事務員の声が聞こえてきた。
「じつは、組合を辞めようと思っているのですが。どなたに言えばいいですか。担当はどなたですか」
「はあ、いまなんとおっしゃいました」
「組合を、辞めたいのですが」
「えっ、ちょ、ちょっと、お待ち下さい。幹部と替わりますので」
女子事務員のあわて振りが手に取るように分かる。しばらく保留音が流れると、書記長が電話口に出てきた。
「なかおさん。どうしたんですか。急に組合を辞めるなんて。驚きですよ。これはまさに青天の霹靂」
「急じゃあないいんですよ。四月に決めていたことなんです」
「そんなこと言ったって」
「ボクは、今年、監査の役をすることになっていたじゃあないですか。それで、この前監査の仕事が終わったのでもう辞めてもいいかなと。四月に決めていたことなんですが11月に監査が終わったのでもう辞めようかなと」
「手続きとしては組合に入るのも辞めるのも分会を通じてなんですが。直接、本部に言ってこられても」
「分会には、言いたくありません。ボクが辞めようと決めたのは、前分会長と現分会長が原因なんですから。ですから、分会を通してではなく直接本部に電話しているわけなんです」
「本部の方針に不満があって辞めたいというわけではないんですね」
「そうです。本部になんら不満はありません。たった一つのことを除いては」
「一つのこととはなんですか」
「教育文化のつどいです。ボクはかねてから『地球のステージ』の公演を提案してきました。それが今年も実施されません。今年も別の講師に決まったというじゃあないですか。といこうことはボクがもう組合にいる理由がなくなりました。だから辞めたいのです」
「お気持ちは分かります。でも、いますぐということではなしに保留にしてくれませんか」
「保留はありません。『地球のステージ』を実施できない組合に興味はありませんか。ですから脱退です」
「なんとか、今すぐではなく、保留お願いしますよ」
「ボクの意思は伝えました。後はそちらでお考えください。宜しくお願いします」
ボクは自分の決意を述べ、受話器を置いた。
和歌山県の文化レベルの低さにほとほとまいっていたボクは、ここで、決別することを決めたのだ。
他府県の先生方、大いに頑張ってください。
和歌山 なかお
なかおさんはいつも、強い意志を持ってコメントを書き込んでおられると感じていました。
今日、すごく納得しました。
“シルブ・プレ”とても面白そうですね~。ぜひ見てみたいです。
このブログでも度々登場されている北澤豪さんの教育講演会を聞きに大口中学へ行ってきました。
不意に体育館の後ろから入場されたので、みんな振り返り、ワクワクスイッチがON!
壇上されて北澤さんの第一声「高い位置で拍手をして迎えてもらえるのって、気持ちが伝わってきて嬉しいねー!」で、心をガシッとつかまれました。
7つのキーワードを柱に、サッカーボールを使った参加型ゲームもあり、楽しく分かりやすく、それぞれが成功を手に入れるには、主人公になる為には、どう行動すると良いかを具体的に示してもらえたので、『ビジョン』持って『ワーク』し『リスペクト』を胸に全てを『ポジティブ』にとらえ『適応能力』を発揮し『競争心』と『コミュニケーション』を大切に、出来ることから始めてみたいな!と思える、素敵な講演会でした。
こんなに若者の未来を考えてみえる方のワークショップは、きっとだれもが楽めるものなのだろうなぁ~~と、思いながら聞いていました。
会の終わりに、校長先生から講演のお礼の言葉があり「‥プロサッカー選手というと遠い存在に思いますが、北澤さんは、大口町で5年間開催された『地球のステージ』の桑山紀彦さんと懇意にされ、つながりを感じ‥」と!!!
耳にした瞬間、心臓が高鳴りました。
いいムーブメントが続き、高まり、どんどんつながりますように!
桑山 紀彦 様
パントマイムの表現力はたいしたものですね。常に身体を鍛え労わっているのでしょう。 ホスピタルクラウンを目指している大道芸人もいますが、喜んで頂けることは素晴らしい。 お互いに幸せになりますから。 路上が原点といわれる芸人、気力も闊達な精神も、そしてサービス精神も・・・そのような芸人がこれからももっと育っていくといいですね。