第2回GIKOK

今日は第2回目のGIKOK((G)学校に(I)行かない(K)子どもたちを支える(O)親の(K)会)でした。

今回は前回の6名から10名に増え、お母さんたちが何を求めていらっしゃるか、よく分かります。やはり横のつながりがとても大切であり、こういった会に参加することで自分の気持ちも話し、他のお母さんの意見も聞き、明日からの我が子への接し方の参考にしていってくださればと思いました。

今日のテーマは主に、

「学校の先生に何を求めるか。何が必要で何は必要でないか。アプローチとしてはどんなものがいいのか。」

「家の中で”お父さん”という存在はどうあるべきか。お母さんとの役割分担はどうか。」

何れも核心に迫るテーマばかり。でもすごいと思うのは、お母さんたち、抱えていらっしゃるものはとても大きいだろうけれど、時に笑顔で時に涙で、でもやっぱり笑いもありでこの会を盛り上げてくださることです。

まさに主人公の当事者であるお母さんたち。こうして「一人じゃない」という気持ちを共有しながら、また明日を進んで行かれるんだろうと思います。

今後も月1回のペースでこの回を進めていきますが、人数はどんどん多くなるように思っております。すると、月2回?

でも、やっぱりやってよかったと思います。同じ悩みや課題を持つもの同士が集まり、知識や経験、思いを共有していくことの大切さを痛感するからです。ただひたすら診察室で子どもたちやご両親の話を聞くだけでなく、こういった活動をこれからも続けていきたいと思います。

午後7時から始めて本会が終わったのは午後9時、でもすべてのお母さんはその後自然な座談会に入り、終わったのは午後10時です。やっぱりすごい!

来月は「ムワンガの会」。6月は小休止でしたが、来月は頑張ります。7月のムワンガの会は津久井やまゆり園で19人の障がいを持つ皆さんが殺害された被害者のお母さんの語りです。

今年の7月26日で3周忌になりますが、その2日前の24日、お母さんはクリニックの1階で語ります。

桑山紀彦

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