うちの息子の翔也君が今、四国をまわっています。
18歳の夏休み、大学生にはなったものの閉塞感が強くて逃げ出すように自転車で四国一周を始めた、そのルートを彼は1300ccの大型バイクでまわっています。春から横浜国立大学の大学院で都市計画を学ぶ彼は、閉塞感ではなく世界を拡げようと旅だったようです。
そして、時計回りに今四国を周りながら、今日ついに愛媛県の八幡浜、「港屋のおばちゃん」に会ってくれました。もう今は年齢にすれば80歳を越えるのに、元気はつらつで翔也君にはパックのお寿司が用意されていました。38年前のおばちゃんの面影ちゃんとあります。
今から38年前に自転車旅行で出逢ったおばちゃん、時代は変わり息子は大型バイクでおばちゃんに会いに行ってくれました。無償の人のつながりは、世代を超えてつながっていくものなのでしょう。
このあと松山、高松を経て神戸に渡り?京都で1泊して横浜に戻ってくるとのこと。4月2日が大学院の入学式なので、1日には戻るとのこと。このギリギリ感は親譲りかもしれません。
桑山紀彦