松戸市立六実中学校

今日の千葉県松戸市立六実(むつみ)中学校は、昨年の感動巨編となった名古屋市立山王中学校を彷彿とさせるものでした。

榎本先生という熱血教師が本当にいろいろと考え、事前学習や企画を凝らして今日に臨みました。生徒さんたちもその想いに応え、見事な聴きっぷりとすばらしいリアクションで最後まで納得の中、ついてきてくれました。

圧巻は全てが終わってからの生徒会役員、特に3年生のパフォーマンス「応援花」。

うちの長男のためにつくった「応援花」を自分たち流にアレンジして、寸劇のようにみんなの前で発表してくれたのです。大きな声と振りで胸を張って発表してくれました。そのお返しとして「応援花」を歌い公式的なビデオを流しました。

こんなふうに歓迎してくれる六実中学校。いくら榎本先生が関わっているとはいえ、ここまで素晴らしいとは正直思っていませんでした。その後の座談会もずらり40人以上の生徒さんが集まり、活発な論議が展開しました。

実はこの六実中学校の学区は、あのベトナム人の小学生、リンちゃんが殺害された学区です。未だ容疑者ではありますが保護者会の会長がその容疑で逮捕されているという尋常ならざる事件の学区なのです。でもそんなことはみじんも感じさせないような、素直で素晴らしい子どもたち。そんな事件も吹き飛ばすような純粋でまっすぐな子どもたちの姿に感動の連続でした。

結局19時過ぎまで榎本先生と話していざ帰ろうとしたら、多くの先生が残っていらっしゃり、玄関まで送ってきて下さいました。本当に温かくも熱意のある先生方。また来年、2番でお会いしたいと思いました。

帰りは首都高をまっすぐ戻って実に1時間20分で海老名に帰り着きました。本当に近くなった松戸。これからもつながっていきたい学校でした。

桑山紀彦

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