35年越しの願い

20歳の時出かけたインド。カルカッタ(現コルカタ)のホテルパラゴンで仲よくなった春日井誠くん。あの時は19歳の芸術大学生でした。帰りの行程を変更して当時は無名だったタイのサメット島に行ったりして、その後もとても仲良くしてきた誠くん。唯一無二の親友として永い付き合いをしてきました。

学校の先生でもあり画家でもある誠くんの絵は、現在4枚がクリニックと「地球のステージ」の事務局に飾られています。温かい想像力が出てくる彼の抽象画はラピスラズリの碧色がとても美しく、気に入っています。

そんな誠くんは今名古屋市内の中学校に勤めています。そんな彼と校長先生のご尽力で今日は山王中学校のステージでした。一言では言い表せないような感動がありました。それはこの名古屋の町の真ん中の中学校の生徒さんの優しさや素直さがまっすぐに伝わって来たからです。そして質問や最後のお礼の言葉の秀逸さがしめの証しとして燦然と輝いていました。

校長先生、芝田先生、誠くん、明ちゃんと打ち上げに行きましたが、校長先生の教育の姿勢の鋭さが光っていました。今回のステージは校長先生と誠くんが半ば強引に進めてきたところがありますが、それは他の先生がとても忙しい状況を分かっているので、あえて巻き込まないように配慮されてのことでした。でも公演を見れば、絶対にその良さが分かってもらえると信じてあえて余り他の先生に深くを伝えないで今日の日を迎えられていました。

それがきっと初めて見る先生には心地よく、すっと入ってくると信じていらっしゃったからです。見事な誠くんと校長先生の二人三脚でした。そして校長先生がおっしゃいました。

「今日で夢が達成したのではなく、夢が始まったのだと思おう。名古屋にもたくさん「地球のステージ」で来てもらえるようにしていこう。」

これまで本当にステージが少なかった愛知県や名古屋市に広まっていきますように。

桑山紀彦

35年越しの願い」への1件のフィードバック

  1. 名古屋でのステージgs育っていきますよおに❣️名古屋市立中学の卒業生として海老名のようにひろげたい❗️同窓会名簿探してみます。淑徳の中学高校にも❗️

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