ミャンマー、活動2日目

今日のイェイェさんは黄色の民族衣装に巻きスカートで登場です。小柄でスリムなイェイェさんのファッションセンスは非常に高いものがあります。

子どもたちにとっては大学進学、その後の働き方をみていても希望の星。常に前に進むイメージを有形無形で伝えている人だと思います。こういうイメージリーダーが村に一人でもいると村の雰囲気がどんどん変わっていきます。だから日本留学も是非成功してほしいけれど、その間、誰がリーダーとして子どもたちの気持ちを支えていくのだろうと思いましたが、きっとイェイェさんはどこにいても、姿がそこになくても子どもたちの心の「芯」となっていけるように思います。

さて、新中学3年生13人、そして現在支援している新中学4年～新高校2年（最終学年）までに加えて卒業見込みの現行高校2年生、昨年の卒業生など多くの子どもたちが集まってくれました。一人一人に里親さんへのメッセージを書き込んでもらい、今の表情を撮影させてもらいました。子どもたちはどんどん成長していきます。1年前の写真とも違う。ほんとうにたくましく感じました。

みんな「日本」という国に興味津々で、「どんなお祭りがあるの？」「食べ物で有名なものは何？」「一番知られている映画は？」…。

明日、日曜日2日目はそんな「日本紹介」をスライドショウでできればと考えています。

そしてここへ来てなんと、年に1回の村のお祭りが来週火曜日にあるというではないですか！

ネパールに入って冬のステージ衣装を買う計画ですすめてきたのですが、ここで予定を大きく変更してこの村最大のお祭りに参加することにしました。従ってもう2日間ミャッセ・ミャーに滞在延長です。

7日の月曜日から夜祭りがあり、翌日8日が本祭りです。こんなタイミングはないですね。人々の祭りに込めた思いを撮影してきたいと思います。

このお祭りは4月～5月の満月の日から数えて9日目に行われるので、今年は29日が満月。そこから9日目の5月8日に大祭なのです。常に「月と共に生きる民族」です。前日の夜祭りには、母なる龍が飛ぶかも。そしたらまさにミャンマー篇の曲「月光の龍」です。

現地からの大祭の様子、またご報告しますね。

桑山紀彦