ミャンマー活動開始

今日、ミャンマーに入りました。

ヤンゴンの空港でタンナインさん(通訳&コーディネーター)と会い、そのまま国内線に乗り換えてすぐにヘイホーに飛びました。今回も滞在は短めなのですぐに活動地へ入ることを選びました。

ヘイホーは26度とほどよい暑さで、ヤンゴンと比べると湿気が低く過ごしやすい地域です。昔はアウンバンのホテルを定宿にしていましたが、3ヶ月前にできたヘイホーの入り口のホテルが快適だということで、今回からそこを拠点にミャッセミャー村に関わることとなりました。

夕方銀行の仕事を終えたイェイェさんが来てくれました。

実は今、イェイェさんは通訳になるという夢の拡大版で日本への国費留学を狙っています。恐るべし。昔から「言葉」を学ぶことに熱心でしたが、実は英語の次に学びたいのは日本語なのです。でもこの中部シャン州には日本語を学べるところはほとんどありません。そこで彼女は今まじめにこの「国費留学」を考えているのです。5月11日までに申し込みを行い、そこから3回の試験を経て合格すれば来年4月から日本へ来ることを強く希望して取り組んでいます。

あくまですごい人です。

そこで明ちゃんは日本から「英和辞書」と「ひらがなドリル」を買っていきプレゼントしました。日本語に関する辞書はこの地でなかなか手に入りません。イェイェさんとても嬉しそうでした。

タンナインさんは先日の日本滞在の時に買っておいた「鎌倉のミニチュア大仏」のお守りを渡していました。ミャンマー人にとっては日本における聖地「カマクラ大仏」。留学の成功の願いが込められていました。

 

明日から新中学3年生13名の面接を行い、現在奨学金を提供している子どもたち併せて総勢42名の子どもたち全員に会います。この奨学金制度のおかげで、学校をやめる子どもたちが極端に減り(それでもまだまだいますが)、今回は新3年生が13名です。気合いを入れて里親を見つけていかなければなりません。

明日は村の様子全体の把握と、僧院長、村長と会議を持ち村の課題を検討していきます。

どんなミャッセ・ミャー村が待っているでしょうか。前回訪問から4ヶ月が過ぎています。

 

桑山紀彦

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