今日は朝から宮城県、利府町の利府第二小学校のステージでした。
文科省案件を受けて行うこのステージは今年7公演ありますが、あと1公演となりました。
今日は4年生~6年生の参加でしたが寒い中、じっと我慢強く聴く宮城の小学生は本当に素晴らしい!今日も津波の話しはストレートでしたが、ちゃんと受け止めてくれたと思います。
そしてその足で「閖上の記憶」へ。
今クラウドファンディングで、今年春の移転及び、恒久的建物の建設を成功させようとしていますが、大川ゆかりさんが取材を受けていて、3月11日が近づいているなあという感じでした。
まさにうちは「みんなで気持ち一つに!」ということを地で行けているので、「閖上の記憶」にいると、本当に安らぎます。とっても不思議な空間。
そして一路福島県二本松にあるJICA青年海外協力隊訓練所の定期公演へ。
平成13年度の1次隊から始まったので、これで丸16年が過ぎたことになります。来年度からは17年目が始まります。
そこで嬉しいことがありました。
大垣北高校の出身、大橋美咲さんがいたのです。彼女が言いました。
「私は、桑山さんが毎年公演来てくださっている岐阜県立大垣北高校の2012年度卒業生で、現在福島のJICA二本松青年海外協力隊訓練所で訓練しております。
高校時代に3年間聞いた桑山さんの「地球のステージ」に影響をうけ、大学で開発学を専攻して勉強し、卒業後今回青年海外協力隊での派遣に至りました。覚えてくださっているか分かりませんが、大垣北高では毎回公演後の座談会にも参加させてもらい、そして家族共々桑山さんのフアンで、母は最近養老町の日吉小学校で行われた公演にも行っていました。今夜の公演楽しみにしておりますし、既に他の訓練生にも宣伝致しました。希望者だけなのが残念ですが、ぜひ全員に来ていただきたいです! また今夜少しでもお話できるのを楽しみにしております。」
久しぶりの再会でした。
こんなふうに3年間ずっと聴いてくれて、それがきっかけで世界を目指し協力隊の候補生としてそこにいること。
最上の幸せです。
翠先生、高木先生、山田先生、歴代の「地球のステージ」を大垣北高校で支えてくださった先生方、ついにこんなことが起こりました。
これからも大垣北高校とのつながりを大切にしていきたいと思います。
桑山紀彦
公演を続けた効果で結果が見えて嬉しいですね。