余震の恐怖

 今、被災地でテレビを見ていると、福島の原発の話しが中心になっています。

 被災地には、僕がずっと関わっている山形大学医学部の卒業生の居住地もありますが、本人から「避難して生きています」というメールが来てホッとしています。
 
 しかし、テレビ報道というものは常に偏りというか「流行」のようなものがあって、もう既に津波の被災地のことが報道されなくなっているように思えて哀しくなります。
 問題は刻々と形を変えておそってきます。
 今被災地を苦しめている問題の一つに「まだ余震が収まっていない」というものがあるのに、報道をする人たちはどこに寝泊まりをしているのかわかりませんが、そんなことすら伝えられていないように思えて来ます。
 昨日は確かに桑山は当直でした。
 でも深夜帯であっても患者さんは3時、4時には滅多に来ないので昨日も2時30分に点滴の人を帰して、次の患者さんが熱で駆け込んで来る6時50分までは横になっていました。しかし、たびたびおそってくる余震に全く眠れないのです。
 寝付いたか?と思ったら、地が震え起きてしまう。またようやく寝付きそうになった時にまた余震が来て「これは津波につながるか?」と思って、全身が硬直してしまうのです。
 こんなに余震が恐ろしいものだとは思いませんでした。身体にしみこんでいるために、反射的に恐怖に支配されてしまっているのだと思います。
 何かに似ている・・・、と思ったらそう、ガザ危機の時の空爆とそっくりでした。
 2009年1月。僕と明ちゃんは空爆の中のガザ地区ラファ市にいました。イスラエル軍の空爆は正確に1時間30分おきにおそってきます。だから、夜中も寝付いたか?と思うと、F-16の轟音がおそった来て反射的に「来た!」と起きてしまう。そして「ひゅ~」という音とともに、「ズド~ン」と着弾した衝撃で完全に身体が硬直し、「あ~、ここには落ちなかった」と安心する。それはまさに「津波につながらなかった」と安心するのと全く同じです。
 そのため、苦しい寝不足に陥ります。
 今日も一日だるかった。それは余震のためにちゃんと眠れないからです。
 
 通常震災から1週間くらいは「蜜月期(Honeymoon Phase)」といって、精神が高揚し、自分でも信じられないくらいの力が出ます。しかしその後、その高揚感が途切れて「絶望期(Disappointed Phase)」がやってきます。
 まさにこれから被災者のみんながその苦しさに襲われるのがこの絶望期。
 それに加えて被災地の物不足は深刻であり、特にガソリンが全く底をつきかけている現状は、まともに考えればすべての移動が制限されて完全に孤立する寸前を生きているかもしれないことに気付かされてしまいます。
 そんな中に、被災した僕たちは、例えば報道が全く原発のことだけになっていることに怒りを感じてしまうのです。これは恐ろしい心理状態につながる。つまり、絶望であり、イライラです。おそらく僕を含めて被災した人たちは少なくともテレビがちゃんと自分たちのことを伝えていたことで“納得”していたのに、いつの間にか原発にすべて移っていることに”納得できなくて”絶望していくのでしょう。もちろん原発の直接被害を受けている半径40kmの皆さんのことを考えれば、それだって「そんなこと言っちゃいかん」ことなんですが、僕も心が狭くなっているんでしょうね。
 やはり「被災」というのはただ事ではない、きれい事では済まされない現実があるようです。
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 それでも、「地球のステージ」の大ファンでいてくださる名取市長さんとあって「やっぱりちゃんとがんばろう」と思ったり。
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その帰りに名古屋の守山駐屯地から来た若い自衛隊隊員に白衣を着ているから話しかけられ、
「あの、すんません、抜糸してもらえますか?」
 といわれて、その場でカッターで抜糸したりと、「納得」できる関わりもちゃんとできてはいるのです。
 そうやって、一つ一つに一喜一憂しながら、毎日が進んでいきます。
 僕の発言は偏っているかも知れない。でも、被災地ではそんな心の状態の中で生きていることも知ってほしいと思いました。
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 いつも通勤で通っていた路には、クルマが突き刺さっていました。
「けれど人間は生きていく」
 それにすがりながら、明後日(あさって)のことを考えるのではなく、まずは明日が少しだけよくなることだけを信じて生きていくのが被災地の現状です。
 あと何段あるかわからない急な石段を、その頂上まで見てしまうことには恐怖がつきまといます。だからまずは見ません。僕が見ることのできるのは、今自分の足が置かれている石段のもう一つ上だけを見る。それだけが精一杯です。でも、そのもう一つ上の石段を見ることだけはあきらめない。
 どんなにテレビ報道が偏っても、被災地は日々人間が生きています。
桑山紀彦

余震の恐怖」への45件のフィードバック

  1. 私は忘れていません。
    昨日、今朝と新聞の第一面に掲載されているニュースは原発のことでした。地震や津波のことから原発に変化している、と今朝、私も感じました。
    でも、先生をはじめスタッフの皆さんを気にかけている人々、非被災地の方々の無事を気にかけている人々は、いつもどこかで「どうしているか?今日も今も無事か?」と思っています。
    忘れていません。
    『絶望期』も乗り越えられるように、祈り、応援しています。

  2. 本当に最近テレビの内容がかわってきて
    それに震災現場の中継もかたよっていますね…
    先生たちの居る名取市を取り上げる事がないので(非常に少ないので)…
    このブログの先生の言葉が文章が情報のほとんどです。
    私が停電でパニックになってワンセグで一瞬見れた映像が
    名取市への津波の瞬間の映像でした…
    それもありずっと気が気でなかったです…
    今、その心境に近いです。
    情報って大切です。
    今日の先生のブログの文章…
    先生の心境が綴られていて
    先生の人格まで苦しめるこの時間…
    読んでいてとても心に刺さります。
    私は弱音を吐いてはいけませんね…
    先生の心をこれ以上苦しめたくない。
    私は先生に会えて救われつつあったのに…
    私は…言葉がみつかりません。
    無力でごめんなさい。
    先生、桑山先生…どうかご無事でいてください…
    ごめんなさい…何も出来なくて…
    ごめんなさい…こんな事書いて…
    桑山先生の心が限界のようで心配です。
    私がコメントする事は先生にとって
    マイナスでしょうか…

  3. 大丈夫ですか・DEARの全研でお世話になりました
    たぶん想像を超える状況なのでしょう・・名取といえば被害も大きく・・寝てくださいね
    日本にいる時で、だから助けられた人も多く、でも地震からもう6日、募金もいいけれど、今すぐお腹に、冷えた身体に効く力はないものか、と、遠く大阪から思います
    倒れないでくださいね。一歩先の石段とか言わず、半歩先でいいですから・・

  4. …私は桑山先生が名取市のあのクリニックにいて
    今でも精一杯生きて医療活動をし
    その地域にはこの余震が続き限界を迎えてきている人達がたくさんいると
    忘れず、私が人と余りかかわっていなくって
    伝えるのもやっぱり微力の中微力ですが
    伝えて先生たちを孤独にしたくない…
    私には伝える人が伝えられる人が少ないし
    伝える手段を知らない私…
    先生ごめんなさい.
    …桑山先生本当にごめんなさい。

  5. 桑山さんからパワーもらってます。「意味」がほんの少しだけ見えてきた気がします。すごいことが待ってます。それは…うまくいけば…大転換です。今、今、今…を乗り越えて行けますように。その先には…。一人ひとりの善意が積み重なってできる「すごいこと」です。祈ってます。

  6. 最後の砦は 君だったし 君しかいなかった。
    君は 弱い人 さみしい人 悲しんでいる人 忘れられた人の
    そばにいたし 居ようとした。
    君が負けるはずはない 君にはいつも泣かされる。 

  7. 国際さんのみなさんの体が心配です。
    わたしの友達の3歳児も、揺れに敏感になっていて揺れてなくても揺れてる揺れてると不安がっています。
    現地なら尚更ですよね。。
    心配です。
    でも、心配をチカラに変えてわたしは働きます。
    できることやる。
    毎日自分に言い聞かせています。
    空を見上げて
    わたしたちは繋がっていますよね。

  8. 桑山先生、私は絶対に忘れません。
    先生も書かれていますが、毎日、あの「ガザ」の時のような気持ちで過ごしています。遠くから祈ることしかできない。
    そして、ガザもイラクも、あっという間に報道からは忘れられていった。いつも同じです。
    私は、わざとテレビの情報を見ないようにしています。腹が立って、私までPTSDになりそうだからです。安全地帯にいる私が、そんなことで挫けてたら、はんかくさいでしょ。
    先生、無理しないで、叫びましょうよ。
    「ばかやろー」って、泣きましょう。
    怒って、泣いて、いいんです。楽になります。
    今日、札幌では被災地支援のための会議があって、80人以上の人が集まり、その中には「地球のステージ」の応援団が何人もいました。この1週間、個人レベルで動いていた人同士が、お互いの顔を見て、「ガッツだぜ!」のポーズを送り合ったんです。
    先生、札幌からいつも見ています。
    泣いて、泣いて・・・そして、負けないで。
    私たちは、忘れません。

  9. 19日、名古屋行きますよ。
    大阪から友人連れて。
    九州から服部さんも呼びました。
    無事に来られますように。

  10. 桑山先生、体、気をつけてください!
    先生の人を思いやる気持ちにはいつも頭が下がります。しかし、それも自分が健康でいられるからです。
    ご無理をなさらないでください。
    報道の偏りには、僕も不信感を抱いていました。今日は何故、原発のことばかりで、被災地のことを伝えないのか!? 報道の移り気なのは、今に始まったことではないがと思いながらも、原発も大変なことだなとは思いましたが。
    僕の娘は、横浜の高校で英語の教師をしておりま
    す。横浜も余震があり、計画停電が実施され、スーパーやスタンドは物資を求める人で長蛇の列となっているそうです。
    停電の中、授業をしたり、余震が続くなかで、生徒を避難させたりと、毎日、くたくたになると言っておりました。
    被災地の方々はもっと大変なのだから、お前なんかは恵まれているのだから、こんなことでへこたれてどうすると話しました。
    桑山先生、お体、大切に、被災地の方々の「希望」となってあげて下さい。
    心より、エールを送っています!!!!
    親愛なる 桑山 紀彦先生へ
        遠く和歌山より   中尾 秀樹

  11. 大分お疲れのようで心配です
    思い出して下さい…先生が震災の国を救助した時の事を、そして出来上がった歌を…元気が出るかも
    患者さんの為にも、少しでも多く寝て、早く元気を取り戻してくださいね
    気づかないけれど毎日どこかで地震が起きている地震国日本
    地震で大きく歪んだところを治すために、今の余震がある…ちょっと荒療治が過ぎるけれど
    被災した方々が一日も早く暖かいお布団でゆっくり寝られますように…
    おやすみなさい

  12. 桑山さん
    やっとブログを見ることができました。
    もっと早く見ておけばよかったと思いました。
    桑山さん、こんな時でさえ、桑山さんの言葉に励まされ、大切なことに気付かされます。
    みんな大丈夫だと信じて、まずは新潟でできることをします。
    桑山さん、あきさん、優子さん、なみか先生、スタッフのみなさん、どうか元気でいてください。

  13. こんにちはどのように私は博士として起こっているので、残念OMCカードで何が起こっているか私に申し訳ない表現することができない
    日本と私は私の義務から、私はしかし、残念なことに私は自分の能力のトリックを渡していないものと私Mekoa Asaadkoaを立っていた。
    とパレスチナの人々それ以前のバージョンであなたとあなたQvetoaそれHamiloaと限り移動も一緒に立って、主よ
    問題は、Betrouhと終わり、神の意思、私は申し訳ありませんがあなたBakrrドクターKaalik Jhhecは、すべての人々をOkad
    Almwsspoanあなたとあなたは私の電子メールに返信したいのです
    abu_elameen@hotmail.com

  14. はじめまして。
    バンクーバーより、先生のお話を聞き、
    微力ながら寄付をさせていただきました。
    こちらでも、日本を支援する動きがあちこちで起こっています。
    国を超えて、日本を想ってくれている人もたくさんいます。
    わたしも祈り、行動します。
    海の向こうから、先生を応援しています。
    先生、ありがとう。

  15. 報道の偏り、同感です。桑山さんの怒りに共感です。
    マスコミはもっと自身の持つ力を支援に使うべきです。
    怒るな!桑山!ふんばれ!
    「ふんばる」ために無理してでも食べろ!休め!

  16. 青森県八戸市に住んでいる
    高校2年生です
    岩手宮城ほどではありませんが
    八戸も津波の被害があります。今日はその片付けにボランティアとしていってきます。
    月曜日、火曜日は学校があり
    被災地への募金を集めたら
    予想以上に集まりみんな心はひとつなんだと涙がでそうでした。被災地でも被災地でないところでも同じように時間は過ぎてなんだかむなしさを感じます。八戸もガソリンはほぼ底をつき、この寒さで募金しかできない自分に悔しい思いでした
    なんとか市営バスは通っています。ニュースでボランティアを募集しているのをみて昨日受付にいったが昨日は寒さのあまり被災者が家にきていなくて
    手伝うことができませんでしたしかしボランティア受付の場に私と同じ高校生がいました
    若い人がこの震災で一人一人
    立ち上がっているのだと感じました。今日も寒いようです。
    体に気をつけて頑張ってください!

  17. 被災地それぞれの苦難があるのだと思います。
    皆さん本当に辛い毎日を強いられているのですね。
    心の問題も大きいですね。
    桑山さんもどうぞできるだけ体力を温存してください。
    次の一歩のためです。
    このブログは貴重な発信です。
    桑山さんの気持ちをどうぞ伝えてくださいね。
    山形の優子ちゃんから返信が来て、ホッとしました。
    地球のステージ事務局として頑張ってくれています。
    みんなが見守っています。
    なかなか直接のお手伝いができないけれど
    気持ちは共にあると信じています。

  18. 桑山さん、
    ここに綴られた桑山さんの恐怖や怒りのことばは、
    被災された方々の思いを代弁するものなのでしょうね。
    それは、今回の地震、津波の被災者だけでなく、
    これまで地球のステージが支援してきた国々の人たちの
    思いにもつながっているのだと感じました。
    桑山さんが、ご自身の思いをたどり、ありのままにブログに
    綴られることから、私たちはまた多くのことを知り、
    思いを寄せることができます。これは、何かを動かす力に
    なっていきます。
    小食の桑山さん、普段より少し多めに食べてくださいね。

  19. 桑山先生の率直なコメント、共感する人は多いのではないでしょうか?
    地震で被災された上、原発の恐怖を味わうことになった地域の人々の苦しみは私たちも共に感じ取らないといけないことだと思います。しかし、テレビで原発の専門家たちが淡々と説明する姿を連日見ていると、その危機感のなさに怒りが込み上げてなりません。さらに、一部ではバラエティ番組が始まりつつあるこののんきな国に、日本はこんなことで良いのか…と落胆してしまいます。
    地震が起こったその日の夜、布団に入りながら被災地の方々の事を想いました。あたたかい布団にもぐっている自分は申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。次の日の朝、3歳の娘は無邪気に鼻歌など歌ったりしています。「寒い中凍えそうになって寝ている人たちがたくさんいるから、お布団入るときにその人たちのこと少し想ってあげてね。」と言うと、何日後かに「お布団のとき、想ってるよ」と言ってくれました。小さいながらも何か感じ取ってくれたのかもなと思いました。
    関東の方でも計画停電が続きパニック状態のようですが、この国をもう一度立ち直らせようと思うなら、国民一人一人が改めて考え直さなければいけない時なのかもしれません。

  20. 桑山さん、
     この被災の復興を考えた時、「国際さん」の心のトラウマの治療が最後まで残るだろうと思います。長期的な運営体制を目指してください。
     既にトロントからそちらの指定の口座に寄付金を振り込もうとした人がいますが、郵貯銀行のためかうまくいかなかったといっています。
     公的な機関に送って手数料をとられ、使途も把握できない寄付をするよりも、現地で医療をしている病院に小口でも直接寄付したいという気持ちは理解できます。
     普通の都市銀行に口座を開いてくれれば、振込は可能だろうといっていますが、どうでしょうか。
     あるいは別の手だてはありますか。
     バンクーバーの支援者の人たちはどうしているのかも出来れば知りたいと思います。
     お手数ながら、よろしく。
    田中裕介
    日系ボイス (トロント)

  21. あなたの率直なコメントが、物事の本質を明確に示してくれます。御身御大切に、御健闘を祈ります。

  22. 私は普段、日中はなるべくテレビを消していました。
    でも、今は消すことが出来ません。
    何もなかった日常に戻ってしまうからです。被害に遭われた方々のことを忘れてはいけない、そのために報道番組を見続けています。
    ただ、桑山さんのおっしゃるように今の中心は原発と被爆のニュースです。風評被害で物資が届かない状況も起きているとのこと。
    津波の被害に遭った方々、避難所の生活は先が見えなくてこれからますます辛いのではないでしょうか。精神面の疲弊が一番心配です。
    こんな時こそ、桑山さんの音楽の力を役立てて下さい。
    桑山さんだからこそ出来ることがあると思います!!
    ステージも続けて欲しい。
    義援金も頑張って送ります!みんなで応援しています!
    私も、出来ることをしていきたいと思います。

  23. 桑山先生。
    どうぞご自身の命も大切にして下さい。
    先生に教えていただいた(願う事)は私の大切な支えです。先生の歌声が何度も心から聞こえて来ます。

  24. 桑山さん、スタッフの皆さん、お疲れ様です。
    おっしゃられる通り、メディアの報道、情報発信の偏り方は、はいつもの事ながら残念で、イラつきます・・・
    僕が見た昨日の出来事です。
    近くのコンビニエンスで買い物を済まして、仲の良い店員さんと話しをしていました。
    すると、今時な感じの若者二人が、レジに清算へ。
    お釣りを財布に戻そうとした一人がレジの横に置いてある被災地への募金箱に気付き、無言でお釣りを全て募金箱に入れていました。
    その後も何だか気になってしまいしばらく見ていると、ほとんどの人が
    お釣りを募金していたんです・・・
    視野の狭い話かもしれません、でも感動したんです。
    『被災された方々の為に少しでも力になりたい。』
    皆、同じ気持ちなんだ・・・同じ方向を向いて歩いてる・・・と
    震災にあわれた皆さんの事や被災地の事、日本中、いや、世界中の皆が思っているんです!
    桑山さん、スタッフの皆さん、踏ん張って頑張って下さい!
    たわいもない話にスペース使ってしまいすみません・・・
    皆さんが、少しでも元気付けられればと思いコメントさせていただきました。
    皆さんが何よりも無事で活動出来るよう、心よりお祈りしてます。

  25. このブログを見つけて、藤川なみか先生の無事を知ることができ安堵しました。桑山先生、激務の中でブログを書いたり写真を撮って載せてくださりましてありがとうございました。皆さんの所に必要な救援物資、医薬品、支援に当たる人が早急に届きますようにお祈り申し上げます。昨日、テレビで被災の様子や原発事故を見て何もできないまま、郵便局に赤十字へ義援金を送りに行ったところ、わずか10分くらい手続きにいた間でも、年金暮らしのお年寄りや学生や主婦が次々と同じように手続きをしていました。日本はこの災害を皆で乗り越えて行けると信じています。

  26. 桑山さん、毎日ブログ見て、涙しています。
    特に今日のコメントには参り、思わずメールしてます。
    東京のスーパーで開店前から並んで、食料を買いためている人びと、ガソリンスタンドの長蛇の列を見ると、怒りを感じます。私は車を使わない、食料を節約する、節電には協力する事しかできないと思ってがんばっています。そして、いつも桑山さん達の健康を祈っています。八王子の皆も同じ気持ちです。この思いが届きますように・・・・。

  27. はじめまして!
    オスロの田村さんから教えて頂き、ブログを拝見しています。
    桑山先生はじめスタッフの皆さんのがんばりに頭がさがります。
    大阪からですが、応援しています! 祈っています。
    どうぞ、お体に気をつけて・・・。

  28. ほんとうの情報は このブログ
    涙しながら読んでます。
    自分の無力さが 歯痒いです。
    桑山さん 優子さん 明ちゃん 国際のスタッフさん 倒れないでください。
    19日行きたいけれど 勤めている保育園の卒園式。
    自分の周りでは 何事もなかったように 毎日が 過ぎて行く。
    ごめんなさい。
    ほんとうにごめんなさい。
    今から 少しですが 振り込みに行きます

  29. くわやん 毎日 あなたの ブログをみて がんばって!と祈っています  地域の方の為に 身を粉にして奮闘している 御様子は 涙 涙です  どうぞ 御自愛ください
    あなたを 必要としているたくさんの患者様の ために。
    どうぞ 思いっきり がんばってください
    あなたを 必要としている 地球のステージファンの ために。 私も 今できる何かを 行動にします
    国際の スタッフの 皆様も 体に 気をつけてがんばってくださいね。遠く 飛騨の 地より 祈り続けます

  30. 桑山さん、
    言葉がみつかりませんが、ご無事でなによりです。
    テレビの偏りの件、はっとさせられました。車の突き刺さった写真の向うの空がとても綺麗なことに、現実を覚えました。地球さんにとっては大きな地震も穏やかな日常も、あたりまえのことかもしれません。
    「それでも生きている」と私も感じました。
    佐藤
    トロントより

  31. 友人・知人に地球のステージのブログ読んでね!って声をかけています。
    バイトで一緒だってた男の子は4月から消防署勤務。今すぐにでも、救助に行きたい。ってメールがきました。
    大口には行くのかな?

  32. 3/19(土)愛知県大口町の地域振興課に昨日問い合わせてみましたら「こんな時だからこそ来てください。町民でなくとも大丈夫、事前受付はしていないので当日直接お越し下さい」とのことでした。ただし時刻だけ14:00開場、14:30開演に変更だそうです。

  33. 先生のブログを涙しながら毎日読んでいます。ロンドンでも日本の状況に心を痛めて、応援してくれている人が大勢います。またこんな未曾有の大災害で物資も不足しているのに、暴動も起きずに協力し合ってがんばっている日本人の姿にみんな驚いています。そのなかでも最前線でがんばっておられる桑山さん、なみか先生、スタッフの方がたには本当に敬意を表します! ブログを読み被災地の声を知る度、なにが必要かマスコミの報道には偏りがあるのではと私も疑問に感じています。どうかお身体にはお気をつけてください。ずっと応援しています。

  34. 桑山さん
    今頃コメントすることをお許し下さい。
    桑山さん、後藤さん、なみか先生、石橋さん、無事で良かった。
    ブログ二日目の「あずささん」「伸助おじいさん」の話と桑山さんの対応を読んで涙が出て来ました。
    私も地震の5日前に愛する存在に他界されたので、ここに書かれた方、被災された方々の気持ち、人ごとと思えません。
    桑山さんやなみか先生、後藤さん等のここ数日の必死のがんばりを読ませて頂くと、東ティモール難民キャンプで見せて頂いた桑山さんやなみか先生の無心の治療がダブり、しかしあれより更に、肉体的にも精神的にも時間的にも過酷な闘いを強いられていることに、長野の地にいる私も慄然とさせられます。
    桑山さん、なみか先生、後藤さん、がんばって下さい。
    桑山さん、12月に逗子でお会いした時に「心はいつもつながっていますよ」と言って頂いた言葉、普通の日常の地からは申し訳なく思いながらも今回は私から言わせて頂きます。「心はいつもつながっています。いつも応援しています。思っています。がんばって下さい。」できれば応援に行きたいです。
    桑山さん達だけに奮闘させていることが、本当に申し訳ない。
    19日は愛知に駆けつけたいのですが、勤務校の卒業式で行けないのが残念です。
    睡眠をとって下さい。その意味では「がんばらなにようにがんばって」下さい。
    (先ほど少しですが、振り込みました。あったかいもの食べて欲しい・・・桑山さんはそういうふうには使わないだろうと思いながらも)
    クリニックが「こぶ」の地形で守られてことも含め、桑山さんが宮城に移られたことと、今回の震災は偶然ではないようにも思ってしまいます。
    桑山さんは求められています。
    神の采配とも言えるのではないかとも思っています。
    その意味で、ブログ初日の
    「この出来事にもきっと意味があるのだと思おうとする気持ち」大事にがんばって下さい。
    「がんばって」という言葉の人任せの響きが申し訳ないけど、心から「思って」います。
    がんばって下さい。
    「思って」います。

  35. 今日 少しばかりですが、振込させていただきました。
    通信欄には、「東北地方太平洋沖地震」と記入すべきだったかと後で気づきました・・・
    力をあわせて  と記入してしまいました
    極力 車を使わないで、買い物は自転車で行き必要な分だけ買う等しています
    このブログも友人に紹介したり、できることをやっていきます!!

  36. 先生。。はじめまして・・・☆
    先生の憤り、とてもよくわかります・・・涙
    こんなに頑張っておられるのに・・・・。
    でも先生は被災者のみなさんの希望の光です。
    これからも先生の温かい心で被災者の方々を勇気づけてあげてくださいね(*^_^*)
    心も体もさぞやお疲れのことと思います・・・*
    どうか休める時は休んでください。
    心から応援しています・・・・!!!!

  37. よついさん 大阪からの早速のコメント ありがとうございます。 「心はいつもつながってる!」を実感しています。 
    桑山先生のつぶやき 心が痛みます。
    マスコミ報道が決してすべてではないことは視聴者だって重々承知していると思います。 
    だからこそ ”野に咲く花”により心魅かれるのでしょう。  
    ”心がビタミン不足”になった時は睡眠と栄養が一番! 被災地の厳しい状況下でそれもままならない時は無理やりにでも口角を上げて笑ってください!  そして大きな声で歌ってください!
    桑山先生 奈実香先生 明子ちゃん 清恵ちゃん チームの方々 頑張ってください!
    いつも応援しています。  

  38. 皆さん、お疲れ様です。
    緊張状態が続き、本当にお疲れだと思います。
    先生の張り詰めたお気持ちが伝わります。
    お体を少しでも休めていただけることを願います。
    被災地の声を私達も求めています。
    辛い苦しい悲しい怖い・・・
    私たちもしっかり受け止めます。努力します。
    私たちに何ができるかどう動くべきかを考えるためにも、
    最前線にいる皆さんの声をそのまま叫んでください。
    地震や津波の様子を繰り返し流すだけでなく、
    避難所の皆さんの声や、安否の呼び掛けを流してくれるテレビ局も出てきました。
    これも被災地の皆さんの声があったからだと思います。
    余震を恐れ寒さに震えながら今この夜を過ごす人がいる。
    原発の中で必死に格闘してくれている人がいる。
    身を削って患者さん達に向き合う先生達がいる。
    遠くても思っています。

  39. カナダとアメリカのTV局の天気予報は今では仙台の天気から始まります。原発がトップニュ-スですが宮城と岩手の避難所の様子は一日報道しています。日系人は阪神、中越地震の余震を忘れていません。カナダもアメリカも東北の皆さんを1日中思い祈り募金に走っています。市長さんにも伝えて下さい。世界中が名取市を見守っています。
    Vancouver

  40. 青森県立むつ工業高校の南澤です むつ工業高校でも募金が始まりました。 来週には送金できると思います。むつはかなり揺れましたが、大丈夫です。 桑山さん みんな応援しています。南澤は希望を持っています。 希望は桑山さんであり、救援・復興支援に携わる皆さんであり、遠く離れた地から思うむつ工業の生徒です。 負けないよ 希望を持ち、明日を信じ、できることを、できる場所で 頑張りましょう!!

  41. 長瀞が揺れた時びくともしなかった冷静さに感心していました。ブログを読んで無念な気持ちを抱きつつも前に進む姿を感じ、たた「頑張って」としか言葉がありません。
    頑張って!頑張って!頑張って!

  42. JOCVです。今アフリカで活動していますが、毎日テレビで日本の事を放送しています。
    同僚や友人も、毎日日本の事を気にかけてくれます。私は毎日、被災地の方々を思っています。
    余震に負けず、頑張り過ぎず、頑張って下さい。皆応援しています。

  43.  こんばんは。Malondaさんと同じくフィリピンのJOCV現役隊員(保健)です。
     昨日協力隊の同期から、このブログを教えてもらいました。
     いまJOCV仲間では各国で義援金などの活動もはじまり、世界中のみんなが被災地ののみなさんを応援しています!!
     任地の村人たちや同僚、友人たちも、毎日,日本のみんなは大丈夫か、今日はどうだ?と心配し、励ましてくれます。私も毎日、被災地の方々のことを想い、忘れるときはありません。
     テレビやインターネットのニュースより何より、このブログでこの状況下で貴重な被災地の生活、生の声を発信していただいて、海外にいる自分にはとてもとてもありがたく、また、言葉では言い表せない程のパワーをみなさんからもらっています。どうかご自愛ください。心から応援しています!!

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