山口県には「周南市」があります。
中心は「徳山」。そう、悩める熊さんがいる「徳山動物園」や新幹線の駅「徳山駅」が今は「周南(しゅうなん)市」になっているのです。
徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町が合併して「周南市」になったのですが、山口県の定期公演の一つでも特にユニークなのが、周南市役所と同市の教育委員会が企画して毎年2校~4校の学校に「地球のステージ」を呼んで下さっていることです。
先日は徳山高校のステージでした。
そこから送られてきた感想文のすばらしいこと、名門徳山高校の伝統が生きていました。
今日は、そんな「周南プロジェクト」(=桑山がそう呼んでいるのですが)として、熊毛中学校と富田(とんだ)中学校の2公演でした。
どちらの中学生もとてもよく聴く、そう、周南で苦労したことは一回もなく、本当に我慢強く、思いやりのある子どもたちなのです。
2回目の富田中学校では、サプライズで最後に全校合唱がありました。
大きな口をあけて、良く歌う子どもたちに泣けてきました。そして司会を務める3年生、生徒会長の挨拶は一切原稿を見ることなく、自分の言葉ではっきりと熱い感想を伝えてきました。
日本の各地に、こういったすごい中学校があります。
最近だけでも、新潟の城内中学校、山形の第5中学校、横浜の篠原中学校、岐阜の揖斐川中学校、どこもこちらの姿勢が正されるほどの誠実な中学生たちとの出逢いの場所でした。
共通しているのは、周りを取り巻く大人たちの熱い気持ちがあることだと思います。
お父さんお母さん、地域の方、そして先生方が一丸となって「この地球のステージを子どもたちに見せるのだ!」という強い思いが伝わってきます。
それに、子どもたちが見事に反応しているんだなあと思いました。
また明日から、そんな中学生に出逢いにステージは続きます。
桑山紀彦
連日のステージお疲れさまです。そしてありがとうございます。
いつも桑山さんの力の源の一つは、聞いている皆さんの真摯な心と私には感じられます。
桑山さんのお話 歌 映像で伝えられる現実の厳しさと、人間の強ささをいつもステージで教えられます。
これからも続くたくさんのスケジュール、
桑山さんとスタッフの皆さんのご健康をお祈りしています。
私は、富田中学校の1年です。
先日はとても分かりやすく、勉強になるステージをありがとうございました。
この日本にこうして生まれてきたことがどんなに幸せか・・・改めて思いました。
だからこそ、いろんな世界の人のことを考えて行動しなければいけないのだと思います。
私たちにはたったの「100円」かもしれませんが、その100円があるだけでどのぐらいの人が救えるのか…..
それだけで世界の為になるのなら募金だっていろいろなところでしたいです。
とても勉強になりました。
寒いので、お忙しいとは思いますが体に気をつけて頑張ってください。
東北からはやや距離のある九州で地球のステージと出逢う機会は正直なところ多くはないのですが、山口県のステージのおかげで参加させていただく機会が増えて感謝している一人です。それにしても近年の山口県のステージは、回数はもちろん、公演の内容が素晴らしいのは桑山さんのおっしゃるように子どもたちがすばらしいからですね。それは大人たちの想いの結果に他ならないといつも思います。
真剣に子どもたちのことを考えて地球のステージを招聘されている山口県各地の行政や教育関係者のみなさまの想いにわが町北九州の大人たちも(私もです)、触発され行動する大人でありたいと思います。