さて、ワークショップ3日目は、いよいよ廃材打楽器ワークショップです。
郊外の破壊された家屋に行き、まずはディスカッションです。
グループに分かれて話し合い。「もしもこの家を破壊された人に、そこで出会ったら、君はどんな言葉をかけますか?」
みんな一生懸命考えました。
アミールは、
「悪いことばかりが続くわけではないよ。今度は必ずいいことがあると思うよ」
スドキは、
「神様があなたに力を与えて、今度はもっといい家が造れるようになると思うよ」
あくまで前向きです。
「ところで目の前に崩れているこの家はどうなる?」
「ブルドーザーが持っていってしまうよ」
「そう?使えるものはない?」
「う~ん、どうかな」
そこで、まず2人に散乱した廃物を拾ってきました。
「このタイルは欠けているけど、ここを切れば使えるんじゃないかな」
子どもたちなりに考えています。
割れた屋根瓦を拾ってきたヒシャーム
「これは使えないよ」
「ほんと?、これを使うとどうかな」
僕はマレットとすき間テープレール(注)を持ち出した。
すかさず、アミールが気付く。
「音が鳴る!」
そう、その通り、使えないと思っていた屋根瓦だって、ちゃんと「音」になって復活するんだよ。今度は子どもたち全員が、廃屋の中から「鳴りそうなもの」を拾ってきました。そしてたたいてみます。美しくなるものはどうやら、軽くて細いもののようです。「鳴る」「鳴らない」はもちろん、「いい音で鳴る」「いい音では鳴らない」も少しずつ感じてもらいながら、自分が鳴らしたい廃物を、この廃屋から拾ってくることが出来ました。
ここで2時間が過ぎていて、あっという間に時間切れ。
これでどんな音を創っていくのか、4日目のテーマです。
思わず書き込みをしています。ファンでもないし、地球のステージの公演を見たこともないのですが・・・
ときどき生きる意味を見失っています。そんなときには新聞やテレビで気になったことをインターネットで検索して見ています。だいぶ前にテレビで、紛争の地や災害の地で活動している医師のことが放映されたことが印象に残っていました。そうしたら、先日新聞でスクリーンが写っている記事を見ました。ああ、あのときの先生だ。ネットで検索したら、ここにたどりつきました。HPをいろいろ見ました。このブログだって応援のメッセージばかりです。書き込みをするのはとても躊躇しましたが、「ありがとうございます」が言いたく・・・ 書き込みをお許しください。
いろいろ読ませていただきましたが、すばらしい活動と応援する方々の深いつながり・絆を感じとることができました。いままで知らなかった世界です。ほんとうにありがとうございます。みなさんのことを思って明日から、いや、今から世界を見る目を変えることができそうです。自分の落ち込んでいたことって、ほんとうはちっぽけなんですね。何もできませんが、思うことだけはできます。とても勇気づけられました。いつか地球のステージを見たいと思います。ほんとうにありがとうございました。
「地球のステージ」を1度も見たことが無い方からのメッセージ、とってもうれしくて、何度も読み返しました。
ステージを200回近く見ている私だって、毎回、新しい出会いの場です。今日も、異邦人さんのコメントで、また新しい仲間ができたような思いで、うれしかったです。
大切なのは、関心を持つ事だと思います。
これからも、時々ステージのHPをあけてくださいね。
新しい発見がありますから。そしていつか、あなたの近くでステージがある時は、のぞいてみてくださいね。
うわぁ!これは楽しそうです。
一生懸命考えること、工夫すること。
どんな場所でもものを音楽さえも作ることはできる。
人はそうして生活や心を豊かにするんだと思います。
私も忘れたくない精神です。
明日も頑張ってください!!
桑山さんと子供達の笑顔を見てとても“ホッ”としました。このようなワークショップ、別な意味で日本にも必要な子供達がたくさん居るのかもしれないなぁ・・・と、ちょっと思いました。更新待ってます。