ハイチの地震はかなり深刻です。
死者数もそうですが、治安の悪化、略奪も懸念されています。
いつも一緒に仕事をしている京都のNGO、日本国際民間協力会(NICCO)から、やはり打診がありました。
事務局長の折居さんは、
「今回は医療を視野に入れず、単純な物資配給にとどめるかもしれません」
とのこと。早速人材探しに入ったのですが、最も適切な人物がいました。それはこの11月まで我が「地球のステージ」の東ティモール事務所勤務だった高島和音さんです。彼女は青年海外協力隊として、ハイチの隣、ドミニカで活動して来た人です。幸いまだ次の仕事が決まっていなかったので現地へ赴くこととなりました。
まずはドミニカで物資調達の調整をして、ハイチに入り、適切な現地のNGOや政府機関と連携して、適切な物資提供を行うというのが今回のシナリオです。
しかし折居さんも現地の治安悪化を危惧しています。
外務省からは略奪対象となりがちな物資提供ではなく、医療などではどうかと言われたようですが、実際に医療支援をするにしてもどんな可能性があるのかまずは探ってからです。
とりあえず折居さんと高島さんらは19日に日本を発ち2月3日まで現地で活動してきます。
ちょうどそのとき僕と明ちゃん(事務局長)はガザ入りしているんですが、今回はあえてハイチに行かないで様子を見、ガザ入りする方向で調整中です。
また状況がわかり次第お知らせします。
しかし今まで災害の緊急支援で入った先に「治安の問題がある」と言われたところは初めてです。みんな震災の直後だからこそ助け合って、すばらしい人間としての生きる姿を見せてくれた人たちばかりだったので、正直テレビ報道を観ていると複雑な思いです。
ハイチの本当の状況はどうなのか、まずは先遣隊としての折居さんや高島さんの報告を聞きたいと思っています。
桑山紀彦
日本は神戸の震災の追悼のとき、自分の感度も悪いのか、ハイチの大変さがなかなか伝わりません。今日の新聞では20万人以上の死者かとも伝えられスマトラ地震・津波に匹敵する数値にも驚いています。最近ではM7クラスの地震報道も多く、そんな情報によって鈍感に成っていたかもしれません。
まず祈ること、そして何が出来るか考えます。
また治安の悪化も緊急支援の妨げになるのではないかと心配です。
ニュースから消えているガザも良くない状態のようですね。
先日の清竜中での「地球のステージ」の公演、
本当にありがとうございました。
私は後期の生徒会長です。
ぜひまた公演を見させていただきたいです。
ハイチでの地震が速報で伝えられたとき
とても気になりました。
日本では何も起きていないのに
ハイチの方々は苦しんでいると思うと
とてもやりきれない気持ちになりました。
インターネットからの救済に参加したいと思ってます。