カナダの高校生

今回の渡航は来年9月に予定されているカナダ公演の下準備になります。
 日本でもそうであるように、1回ステージがあると、そこで見てくださった方が立ち上がり次のステージへつなげて行ってくださいます。今回も多くのカナダ在住の皆さんがそうして動かれて、来年のステージにつながっています。
 実は今年度は映画「地球のステージ~ありがとうの物語」がこのバンクーバーの地で上演されました。実に会場が満席になるくらいの盛況で、実行委員の皆さんはすごくやりがいを感じてくださいました。それがある意味でバネになり、来年のステージにつながっているわけです。
 そして、来年の複数回のステージの一つになるシークアム高校を訪れました。
カナダの高校2
 桑山にとって欧米の高校はハリウッド映画「ハイスクール・ミュージカル」や「へア・スプレー」です。そこには確実にザック・エフロン(俳優)がいるわけです。そして私服の高校生が廊下を闊歩し、先生と対等に議論しあう。教室に入ると、その長い足が確実に机の前からはみ出ていて、それこそ様々な民族の生徒がとびきりおしゃれに微笑んでいる・・・。
 イメージだけがふくらんで、もう大変。
 そんな、初の欧米の高校に入りました。
 校長先生は「気さく」を絵に描いたような人物で、まさにハリソン・フォードですね。案内されたクラスは、今年の映画の上映を手がけ、来年もステージも実行委員の岩崎万里さんのご主人のクラスです。まさにベン・スティラー(映画”ナイトミュージアムの主演男優)風のご主人が
「自己紹介して」
 と誘います。
カナダの高校1
 目の前の生徒たちはもう雰囲気的には大学生です。非常にMature(成長した)な感じです。
 この人たちを相手に、来年は字幕ではなく、フル英語でステージかあ、と思うと恐ろしいやら楽しみやらでもうワクワクでした。
 まあまあ笑いもとれて、自己紹介は終わり。最後にBye!と手を振ると、ちゃんと振り返してくれる素直なカナダの高校生。
 来年が楽しみです。
 こうして日本だけでなく、諸外国の学校でもステージが開催されるようになって、非常に嬉しい限りです。カナダの高校生が、この「地球のステージ」をどう受け止めてくれるのか、来年のお楽しみです。
さて、カナダの映像をとりためて「故郷篇~カナダ版」の制作だ~。
桑山紀彦

カナダの高校生」への5件のフィードバック

  1. 授業中の静かな時間帯で残念な気もしました。 休み時間に生徒たちがドヤァと
    廊下に溢れ、先生が圧倒される場面が見たかったなんて意地悪ですかね。まあ、それは
    次回の楽しみということにしておきます。
    あんなもんではないんです。 クラスでは
    彼らも緊張していたのでしょう。
    Seaquamを基点に学校現場での公演の輪が広がるように努力します。
    お元気に取材旅行を続けられますように!

  2. 地球のステージがどんどん進化していますね。
    英語版 聞いてもなんとなくしか分からないと思うけど、聞いてみたいなぁ。フル英語でステージって歌もですか?
    カナダの高校生を前にドキドキされている先生が素敵です。
    でも心配するより楽しみにしておられる事がいいですね。
    話は全く違いますが、今日、仕事から帰るとだんなが、「来たよ!先生が来たよ!」とやけに騒いで言うんです。
    パソコンの調子が悪くて、DELLからの依頼でエンジニアの方から来ていただいたのですが、まぁ桑山先生と瓜二つだったそうです。私があってみたかった!!
    カナダ版の映像撮り、頑張って下さいね。
    先生、あきさん気を付けて。ほんとに無理しないで下さいね。
    開業、移転と激務だと思います。
    今年はことごとくダメでひねくれてしまいそうですが、
    (わたしが)落ち着いたら応援に行きたいと思っています。

  3. 授業中はおしゃべりはもちろん、居眠りなんて絶対に許さない!といつもジェレミが言ってます。彼もこの学校に移ったばかりなので、生徒たちも緊張していたのかな?クラスに来て頂いて、彼も本当に喜んでいました。来年のステージ、本当に楽しみです!南米での撮影の旅が成功しますように・・・。

  4. 母と「名古屋ぐらいならおっかけで行くのになぁ、カナダかぁ」と話してました(笑)
    でも全然気にせずどんどん国際進出してくださいね!!

  5. 大阪出身さま、
    どうぞ、ご遠慮なく、先生を追いかけて
    いらしてください!
    自称バンクーバー市長代理

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