JICA本部での報告会

今日、28日19時から、JICA(国際協力機構)の新宿本部にて、帰国後初めてになる報告会をさせてもらえました。
 JICAパレスチナ事務所長を長らくされて帰国された成瀬さんという強者のJICAマンと相談し、急きょ開催の運びとなりました。
 間に合うように写真を並べ、ビデオをつくり発表しました。
 突然の開催だったのに、実に40人以上の方が集まって下さり、この問題への関心の高さを物語っていました。
報告会
報告会の様子(中央が成瀬さん)
 そんな中、JICAの盟友、友成晋也さんが質問して下さいました。
 「ブログをずっと見ていて、その反応についてどう思われましたか?」
 「とても嬉しかったし、その反応の多さ、一つ一つの言葉にどれほど励まされたか。毎日つながりにくいネットにつなげて、一番最初に見ていたのは、アクセス数と書き込みのコメントでした」
 友成さんは、今回のことで日本の皆さんも、ちゃんと刺激を受け止めて迅速かつ適切に反応を返してくるものだということをこの報告会の中で、伝えたかったのだと思います。
 国際協力はごく一部の人がやっているものと思われることをJICAの皆さんはとても危惧されています。
 「見て見ぬふりしない」という気持ちのもとに集まったもの同士であれば、ちゃんとわかりあえる。それが、今回の急きょ開催の報告会に集まられた、人々の数の多さと活発な論議の中に見てとれたのでした。
 今後もいろんな形でこの「がザ危機」のことを伝えていきたいと思っています。
 「伝える」という活動は、これからが本番です。
桑山紀彦

JICA本部での報告会」への4件のフィードバック

  1. 急な報告会、大変でしたね。
    何を伝えたいのか  何を伝える必要があるのか  難しい・・・
    先生なら大丈夫ですが。
    友成さんも心配され書き込みして下さってましたよね。
    時折にはなりましたが、ガザのニュースまだ続いています。
    日本の皆さんが関心を持ち続けてくれるといいですね。
    全く関係ないですが、インフルエンザには注意しましょう。
    近々、ステージにお邪魔したいと思っているのですが、子供のインフルエンザが治らないと・・・

  2. 「正しいことを正しく伝える」ことは本当に大切なことだと思います。正しい情報でないと正しく判断できませんので…。
    桑山さんの現地からの「生の声」はその点ですごく「力」がありました。だから、いろんな方が動き始めていると思います。
    今から幼稚園で保護者への「園長のお話し」の時間です。
    「正しいことを正しく伝える」が今回のテーマです。
    桑山さんには力づけられます。
    お体、大切になさって頑張ってください。応援しています!

  3. 茨城で2ステージ、しかも夜はJICAでの報告会、本当にお疲れ様でした。
    JICAの皆さんは、国際協力のプロです。
    桑山さんの現地の報告を聞けば、ガザの置かれている状況が、詳しく分かる方たちだと思います。
    昨日の小美玉市や潮来市の中学生にとって、国際協力やガザと言う言葉が出てきても、あまりピンと来なかったかもしれません。しかし、先週まで桑山さんが活動していたガザの様子を、ステージに織り込んでくれて、分かりやすく映像も使って語ってくれたことで、子どもたち(一緒に見ていた父兄も)は、見方が変わったと思います。
    「ガザの人たちって、戦争が好きな、過激な人たちなのかなって思われるけど、違うんだ。普通に暮らしたいだけなんだ」と言うメッセージとともに、日本に暮らしながら世界と関われるんだという事が分かってもらえたと思います。
    国際協力のプロでなくったって、世界を知る事、関わる事が出来るんだって事が、地球のステージを見たみんなに分かってもらえれば、大きなうねりとなって、日本を、そして世界を動かす力になっていくのではないだろうかと思えました。

  4. JICA本部での報告会お疲れ様でした。こちらのJICA九州でもパレスチナに居られた成瀬さんというお名前を伺ったことがあります。現地の事情が良くお分かりだからこそ、急遽報告会ということになったのでしょうね。
    偶然にも、2月の北九州公演をJICA九州のご協力もあって開催することになっています。「伝える」という活動はこれからが本番だというくわやまさんの言葉通り、北九州での地球のステージをこれからの「伝える」のいいきっかけにできるようラストスパートです。
    お会いできるのを楽しみにしています。

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