朝から爆撃が続きます。4時に目が覚めました。
「多分こっちにはこないだろう」
そう思いながらもなかなか眠れません。
5時に電話がありました。お袋でした。
「のりひこ~~~、お前ガザにいったんかえ~。あ~れ心配でならんさ~」
飛騨の高山弁丸出しですが、今日がお袋の誕生日です。とんだ誕生日プレゼントになってしまいました。
ラファ市立病院
僕たちのERにはいろんな人が運ばれてきます。
朝に13歳の少年が運ばれてきました。家の近くで薪を集めていたところを空から狙撃されて即死でした。
ラファの燃料が足りないため、薪を集めていただけの少年がなぜ狙撃されるのか。おそらくお母さんを喜ばせたかっただけなのに・・・。
今日は昼の2時までが僕の勤務です。これから朝の7時30分から午後2時までのシフトが僕の担当です。もちろんパレスチナ人の愛すべき医師や看護師(ERは全員が男です)たちと、わいわいと過ごしているので、あっという間に時間が過ぎていきます。
喘息発作、糖尿病の悪化、指先の膿み、やけどの子ども・・・。
この街で起きている出来事がそこに凝縮されています。
そんな折、日本のマスコミ各社から電話取材が入ります。正直「ありがたい」
この状況は言葉にしていかないと、こっちが持ちません。だから聞いてもらうことで、言葉にできて気持ちが少し軽くなるんです。
ERで働いて一番感動するのは、そのパレスチナ人の医療従事者たちの素直さと優しさ、そして勤勉さです。
本当に一生懸命病気やけがに向かっている姿には頭が下がります。
外では空爆の音が続きます。でも僕たちはいつの間にかそれを忘れて目の前の患者さんの病気やけがに集中します。
そして一仕事終わった時に、がっちりと交わす握手。これには熱いものを感じます。
一番仲のいい、オサマ看護師
今日も患者さんをヨーロッパ病院に搬送しました。
けたたましいサイレンと共に狭い道を駆け抜ける救急車。でもそれを目にしたパレスチナ人は、普通のクルマでは決してよけないのに、ちゃんと道を譲るんです。
それはその救急車の存在が
「私たちの街を守っているんだ」
という象徴になっているからだと思います。
時には狙撃の対象になるかもしれない救急車に乗り込み、
「きっと大丈夫」と信じて突き進む、その存在は人々の希望であり、勇気の印です。
昨日少女を一緒に搬送したアブ・オサマ運転手が、今日も元気な顔を見せてくれました。
「ドクトル・ヤパニ、緑の制服が似合ってるな!」
ヨーロッパ病院の救急車の前にて
感謝の気持ちを込めて、明日は朝からER勤務です。
同行のあきちゃんも元気にやっています。
なんとラファの街でADSL回線見つけてネットにつなげてしまいました。素晴らしいロジスティシャン、そしてカメラウーマンとして活躍しています。
桑山紀彦
昨夜のBSの番組見ました。明ちゃんも一緒に現地入りをされているんですね。
番組を見ていたうちの母は『こんな所に本当に行っているの?』と言っていましたが、私はステージの中で見た桑山さんの医師として自分にできることがあるのに何もせずにいることはできない、いても立ってもいられなくなる、と言っていた言葉を思い出しました。
自分にできることがある、その使命感から行くのだろう・・・そんな風に思いました。
ともあれ気をつけて、と願う気持ちは皆と同じです。どうか二人ともご無事で・・・またお会いできることを願いながら、帰国を待っています。
本当に早く停戦にならないですかね。。。
お伝えして下さる状況に胸が痛いです。
akiちゃんも一緒に入れたんですね!!
過酷でしょうが桑山さんの医療支援活動を伝えていただくのに欠かせない大事な役割。本当にありがとうございます。
無理をしないでくださいね。
どうかご無事に。祈っています。
akiちゃんガンバ!!
HP・ブログを一人でも多くの人に見ていただけるように伝えますから!!
森の里のKei T
朝日新聞で桑山さんを発見、さすがです!ありきたりですがご無事で活動されることをお祈りしております。
毎日、ガザの現状を聞き、心を痛めていました。日本では本当の姿が見えず、桑山さんがガザに入られたと聞き、強い信念と使命感を持って行かれたと感じました。あきちゃんと桑山さん、本当に心配ですが、どうか現在の真実の姿を人々に伝えてください!無事に元気で帰られることを心から願っています。そして、またお会いできる日を楽しみにしています!
新聞、テレビ見ました。
実際何が起こっているのか、早く空爆をやめてほしいけどいつ終わるのか、桑山さん達は無事なのか…そんなことを考えながら、毎日このブログをチェックしています。そして結構しょっちゅう「今ガザはどうなってるかな」と気になります。例えばご飯を食べる時とかは、「ガザの人は食べれとるとかな?」とか。
毎日気になってニュースは見てるけど、色々考え込むだけで何も出来ず足踏みしているような気分でしたが、昨日テレビ見て聞いて、そんな祈りと言えるかどうか分からない小さな想いでも役に立つのかなぁ、だったらガザを見守る人は世界中にたくさんいるはずだから、その想いが届いて欲しいと思いました。
平和を実現するために一日も早く和解に向けた一歩が踏み出されることを祈ります。
12月は残念ながら市民会館に行けなかったけど、2月の朝倉か北九州に行こうと母と話しています。2人とも無事に帰って来て下さい。
Mariko from Fukuoka
こうしてブログで状況を知り、桑山さんの姿を見ることができるのもあきちゃんのおかげです。
地球のステージは映像・画像あってこそですものね。さすがあきちゃんですね!
できたらあきちゃんの写真もアップしてくださいな。
くれぐれも気をつけて。無事に帰られることを祈っています。
桑山さん
静岡の仲間も皆で応援しています。
桑山さんの使命が有る限り、大いなるものに守られていると信じております。こころ安らかに活動されることとを祈っています。
桑山さんのこと、新聞、テレビでいろいろ見せてもらっています。
でもこのブログに書いてもらっている患者の姿が、「本当の姿なんだな」と感じています。理由もなく命を奪われる子どもがいて、爆撃に被災した人もいて、病気の治療をやっと受けられる人もいて、食事のために奔走する人、寒さに震える人、そこに暮らしている人であれば当然発生する日常も含んで伝わってきます。
みんなにこのことを知らせたいと思います。
それとアキちゃんにはびっくりです。入ってたんですね。「ぷにゅ」さんが言うようにアキちゃんの写真もほしいな。また姿を見せてくださいね。
では、どうぞご無事で。
桑山さん・あきちゃん
大阪の仲間も応援しています。
東ティモールで桑山さんが診察の為自由に動けない時、あきちゃんの勇気と存在の大きさを感じました。
私なら、”判っているだろう”とか”なんとかなる”と思う事を、着実な所から情報を収集し、確認作業をし、安心へと変えていくあきちゃん。
今回も絶対的存在ですね。
どうか無事に出国し、日本に戻ってきてください。
皆で見守っています。
お疲れ様です。
許せない!!なぜ罪の無い子供が亡くならなければならないのか・・・
私も高校生の娘にブログを読んでもらいました。
彼女も心を痛めつつ、「先生はすごい!!友達にも教えてあげよう!1人でも多くの人に・・・」と彼女も何かをせずにはいられなかったようです。お母さんのためにも、無理はしないでくださいね。応援してます。
思いは必ず通じる。きっと世界は変えられる。
あなたの一念が招聘状を持たせ、検問をくぐらせ、そしてドクトルKではなく日本を代表して現地入りした緑の制服が似合うドクトルヤバニとしてそこに立たせています。医師としての使命ですね。あなたはやっぱりすごい人です。
ブログを読みながら、憤りと涙そして心のもやもやが出てきます。思う存分活躍してください。学校が始まりました。「先生!ガザはどうなっているの?、私たちに何ができるの、授業でやったばっかりじゃん、国連は何をしてくれる組織なの」そう詰め寄ってきた生徒がいます。あなたの授業で種の蒔かれた、心で世界を知ろうとする地球市民です。「桑山先生現地に行ったんですか?」と同僚から声がかかりました。あなたのステージをこの学校で開催を心待ちにしている一人です。あなたが朝日新聞に顔写真入りで掲載された同じ日に北海道新聞に私の投稿文が掲載されました。日本の医師が現地で奮闘していることを伝えています。
がんばれ!ブログの存在をそして本当の報道かどうか確認しろをみんなに伝えていきます。それが今度は私の使命です。
お母さんを筆頭に日本中があなたの後ろ盾です!でも焦らないで。
忘れてならないのはあきちゃんの存在です。ありがとう。世界中からのメッセージです。御無事で今日もいつも心の中で祈っています。
気になってブログは毎日チェックしてました…あきちゃんも一緒だったんですね
BS途中からですが、電話のところには間に合いました。
お元気そうで一安心です。
きょうの毎日新聞に記事が掲載されていましたね。
ただ気をつけてと願うばかりです、早く争いが終わりますように…
こんにちは!!!地球のステージを見て感動し、それからずっとブログを見ていましたが、今日初めてコメントします。
本当にいつも日々の日記や写真に衝撃を受け、考えさせられます。私も私なりに何かしたいと強く思うようになりました!!
これからも応援しています。桑山さんのご無事を心から祈っています。
桑山さんが決めて行動される事、何か意味のある事に違い無い。でも、何故今でなくてはいけないのか?と、考えながらずっとブログを読んでいました。ほんの少しかも知れませんが答えが見えてきた気がしてきました。新聞やテレビで1,000人を超す市民が巻き添えになって死亡。と報道されても、薪を拾っていた少年が空から狙撃されている。など想像もできませんでした。桑山さんが現地に入ることで日本のマスコミの報道が変わり、受け止める私たちの意識も変わってくるように思います。停戦に向けた動きも報道されています。一日も早い停戦が実現されることを願うばかりです。
そして、一日も早い帰国を願っていますが、どうか、焦らないで安全を確認しながらの行動をお願いします。
桑山さんも当然ですが、後藤さんの「勇気」ひたすら頭が下がります。どうか、ご無事で。
今朝偶然に読売の朝刊で桑山先生の記事を見つけました。
この戦争に関わるなんて……。
戦争報道で死亡者数が出ます。一人ひとりの大切な命が単なる数字で表されてしまう。
こんな戦争は一刻も早くやめさせなくてはなりません。
誰かが、その一言で、その手でこの戦争を止められる人たちがいるはずです。
どうしたらその人たちに停戦を決断させられるのでしょうか。
先生がラファにいらっしゃって多くの命が助かることと思います。
でも、あまり無理をなさらないでください。
そして、必ず、無事で帰国してください。
「地球のステージ」を知って、桑山さんのお仕事にいつも感激していました。
が、ガザに入られたと知り、正直、びっくりしたとともに、
桑山さんのこの思いに、魂を揺さぶられました!
1000人もの罪のない市民が殺されている!ということばかりに目が行っていました。
この爆撃の中、生きている人たち、その人たちにこそ光があたり、世界中に知られるべきですね!
桑山さんの尊い行動に、涙が溢れています。
どうか、ご無事で、
そしてたくさんの地球の尊い命を助けてください。
世界中から見捨てられていると思うパレスチナ人の心の傷が
桑山さんを通して、愛にかわるような奇跡を感じています。
私のできること、考えて、何かをしたいと強く思います。
本当に、元気で無事に帰国されることを願っています。
地球のステージ支援のみなさまへ
祈りだけでなく、気持ちを形として届けましょう。
パレスチナ緊急支援募金にぜひ。声をかけてやってできるだけ多く結集しましょう。
今現在、これから、そして先々の支援として、食糧、医療、生活等にお金はいくらあっても邪魔にはなりません。
自分たちの仲間に、ホームページを見られない人たちに。
今できるととの一つ、動いていきましょう。
ぜひぜひ支援のために一歩を。より多くの結集を。
と、思います。
くわやまさーん。おおいた、今日は晴れたり曇ったり。幾分かあったかいような気がします。センター試験が始まりました。<地球のステージ>を、誘われて、意味もわからず見に行ったあの子どもたち。帰る時には、目の色を変えていたことを思い出します。桑山先生の心、姿を追いかけ、それぞれに進路を決めた子どもたち。今、あの子たちの力で、見つめて離さない道を駆け出そうとしています。きっと子どもたちは、試験問題を見ながら、くわやまさんの<えがお>を思い出していることでしょう。くわやまさん、絶対に無理をしないでくださいね。くわやまさん、あっこちゃんのご無事を大分のみんなで祈っています。また、留守を守りながら、いてもたってもいられないだろう優子さんをはじめスタッフのみなさん、お疲れ様です。根をつめないように・・・。
新聞にニュース見ました。先生はただものではありませんね。事の大きさをより実感します。マスコミの力は一時的に凄いスピードで影響を及ぼします。
厳しい状況の中、必死でブログを書かれるのは先生の責任であり優しさでありメッセージ。このブログの存在を沢山の人に知っていただきたいです。
先生の活躍は手放しで喜べませんが エライ人を知ってしまった 感で再び衝撃です。
まさに今、命をかけている先生を心に焼きつけておきます。
「いつもつながっています!」
ですよね! みんなが祈りとともに応援していますから・・・
先生ありがとう。
心身、辛いと思いますが、どうか体調を崩さず命をつないできて下さい。
無事帰るまで祈り続けます。
先生、お疲れ様です。
ニュースや新聞だけでなく、直接ブログで先生と繋がれてとても嬉しいです。
できるだけたくさんの人にこのブログの存在を伝えますね!
私はベリーダンサーで、今日は自分の踊るイベントで、パレスチナの現状をアナウンスさせていただけることになり、
明日は有楽町のマリオンでデモがあります!
日本人である先生が、危険をおして現地に行かれたことで、日本人の関心がぐっとパレスチナ方向に向いたと思います!
先生のご無事と、一刻も早い停戦と封鎖解除を祈っています!
桑山紀彦さん何故そこまでしてがんばるのですか?無事日本に帰って来て日本の子供たち大人たちに桑山さんの活動を歌にのせて届けて下さい。
桑山さん、いつも現場に行き、何が必要かを知ろうとする変わらぬ勇気に、心から敬意を表します。どうぞ、ご無事でお戻りください!ブログを拝見しながら、安全を祈っています。
はじめまして。
ガザの状況をいろんなサイトやニュースで観ていて、
爆撃を受けた重体の子供が、海外の病院での治療が必要な状態なのに
国境を越えるまでの悪路に耐えられないという理由で、現地に置き去りにされている(救助する方々の無念を思うと辛い)という報道があり、なんとかそういう子どもたちを助けたいと思っていました。
ニュースで桑山先生の活動を知って、勇気付けられました。
医薬品が足りないとのこと、なんとか届けたいです…
どうか現地で一人でも多くの命が救われますように…
そして現地で活動しているみなさん、どうかご無事で。
日本の片隅より、心から応援しています。
お疲れ様です。
今朝、講演会を共に企画した学生委員会の友人から、
「今日の朝刊見てたら桑山さん15日からガザに入ったらしいね。ご無事であって欲しいものですね」とメールが来て、
急いで大学で読売新聞を見ました。
何だか、衝撃でした。
もちろん今まで桑山さんの活動には危険な地域も多く含まれていて、ステージを見て知っていたのですが…。
どこか現実味の無かったメディアの中のパレスチナ・イスラエル紛争が、急に実感として身近に感じました。
何でか、新聞記事見てモヤモヤキリキリして
高校時代にステージを一緒に見た友人や大学で公演に来てくれた友人にこの気持ちをメールしてました。
HPやブログを拝見して緊急支援募金や人に伝えることで
自分にも何か出来るかなぁと思えました。
桑山さん、現地で活動しておられる皆さんのご無事を心から
お祈りします・・・!
昨日、息子の通う中学校でステージをして下さいました。
帰宅して「どうだった?」と尋ねると
「う~~~ん…俺一番前の席で補助椅子だったし首が疲れた」
そんな感想だけ?とがっかり。
暫く経って「今日の人、夜テレビに出るらしいよ」とポツリ。
時間になるとリビングにやって来て真面目な顔で画面を見つめてる。
私:「こんな凄いドクターのステージだったの?」
息子:「うん。歌も上手かったしね。」
そうだったんだ。
私も観たかったな。
帰国されてすぐのお疲れの中、ありがとうございました。
桑山さんと同じ年齢の私。
何か出来ること、やってみたいと思います。
こんにちは。4年前に大阪でのステージを、3回見に行きました。新聞で桑山先生のお名前を発見し、まさか。。と思いインターネットを見ると、まさかの桑山先生でした。
使命を持っている、それに向かってそれを信じて進んでいる姿がとても勇ましく感じます。
また、関西での講演を楽しみにしています。お体を大切になさってください^^