今日は5年目の出雲実行委員の皆さんとのステージでした。
今日はスリランカ篇、ラオス篇、ミャンマー篇と、日ごろあまり公演しない内容で再編成し、まさに「地球のステージX(エックス)番」という感じの内容で臨みました。
ガールスカウトの野井さん、あるば動物病院の川上修五さん真樹さん、そして山藤美之さん、千世子さん。広島からは熊本地震でお世話になった細川さんなど、いつもの面々が元気な笑顔でそこにいらっしゃいました。
実は多くが青年海外協力隊のOVの皆さんです。
もちろんそうでない人もいらっしゃいますが、とにかく島根は熱い人たちがたくさんいらっしゃいます。こうして毎年続いているおかげで、来週はついに出雲高校の公演が入ったりしています。
今日も出雲農林高校のはつらつとした出農太鼓に感動し、いよいよステージ公演に入っていきました。
懐かしいバージョンも多いですが、一つ一つをかみしめるように語っていくと、自分の歴史をたどることでもあり、気持ちが入っていきます。バイオリンのミスや映像切り替えのミスなど、日ごろはあり得ないミスが出やすいのも、身内意識の強い島根公演だからだと思います。身内がたくさんいると、かえって緊張する性格なので…。
それでも打ち上げではたくさんの会話ができて有意義でした。
今回のチラシのイラストを描いてくださったのが高橋稚加江(ちかえ)さん。いつもポスター、パンフレットのイラストを描いてくださっています。今日も松江から駆けつけて下さいました。北九州から服部さんも来てくれたことには感謝感謝です。
いろんな人がいろんな思いでこの実行委員会に関わってくださっています。そんな中、川上修五さんがおっしゃいました。
「今はこの出雲で獣医師として働いて落ち着いているけれど、世界と関わるという気持ちは強く持っている。自分はこの「地球のステージ」を介してそんな世界との関わりを意識している。」
今回も多額の支援をしてくださっている「あるぱ動物病院」。このステージ公演を開くことで、例えば「閖上の記憶」や、パレスチナ事業を支援してくださっていることになります。なぜならば、ステージ公演の開催費用は多くが、活動資金になっているからです。
物販はあまり売れませんでしたが、それでも「心理社会的ケア・マニュアル」は完売。これも売り上げは桑山には一切入らず、わずかではありますがその本の購入代金と実際の売価の差額はみんな「地球のステージ」に入ります。
こうして出雲公演が成り立つことで、実は多くの支援が可能になっていると言うこと。
苦労もたくさんあるとは思いますが、ぜひこのペースで来年も開催していただければ、と思っています。
島根、出雲、本当にみんな活き活きと暮らしていらっしゃいます。
桑山紀彦