先ほど東ティモールに着きました。
アイダと運転手のサビーヌが笑顔で出迎えてくれました。ほぼ1年ぶりです。
乾期の7月は比較的過ごしやすく、雨も少なくて気候も温暖。山は枯れ始めて赤茶色になってきています。
今日のディリ市内はクルマもほとんど走っておらず本当に静か。そう今日は議員選挙のまっただ中なのです。こんな静かなディリも久しぶりですね。
街角の投票所にはたくさんの人が集まっていました。みんな自分の地域の議員を選び、国政に送り込もうとしているのです。
今日、明日とそんなにすることもないので今回、外務省のNGO連携無償資金援助(ODA)で購入した2台目のハイラックスを洗いました。皆様の税金がこういう形で世界の現場で形となって使われています。大切に使っていかないと、あの山道の悪路では3,4年で新車もダメになってしまうので、とにかくメンテナンスには気を遣います。泥を落とし、常にホコリを落とすことも長持ちのためには重要なことなので、10ドルかけてあらゆるところまできれいにしてもらいました。街角にはこういった丁寧な手洗いの洗車場がたくさんあります。
月曜日はこのクルマに乗って片道4時間近いレテホホの現場に出かけます。コーヒーの産地として有名なレテホホですがアクセスは容易ではありません。
クルマはこの活動の命なので、気をつけながら前に進んでいきたいと思います。
桑山紀彦