今日は民音、中国センター主催の「民音文化公演会」で、岡山市でした。
昨年の東京公演に始まり、この4月には中部3公演があり、今回は中国地方で、岡山、広島の連続公演となりました。
1200人のホールはほぼ満席。ものすごい熱気の中でステージが始まりました。皆さん本当に心開いた方々で、軽い冗談にも大きな笑いが起き、オーロラやウユニ塩湖に沈む満天の星空にどよめきが起こり、拍手は常に前倒し、笑いと涙。まさに人間の「善良であること」を体現されている聴衆の皆さんに支えられてあっという間にステージは終わっていきました。
そして公演の終わりに、
「今”閖上の記憶”は危機です。助成が落ちて自立運営を急激に行わなければなりません。ぜひ物販の物をお買い上げ頂くことで、ご支援ください。」
と伝えると、ホワイエの物販場はものすごいことになっていました。
まるで有名歌手のステージの終わりのようなごった返した人の集まり。一瞬入っていくことにためらうほどでした。そして、飛び交うお札のすごいこと。あっという間に15万円ほどの売り上げとなってしまいました。
近年中々物販が売れない状況が続いていましたが、今日はまるで別次元でした。本当に皆さんのご厚意がひしひし感じられて、温かい気持ちになりました。
捨てる神あれば、救う神あり。まさに今日は人の心に救われた物販現場でした。
明日の広島公演の物販まで引っ張り出してもなお売り切れが続発したこの岡山公演。民音、恐るべし!
中国地方に熱い風が吹いています。
桑山紀彦